渡船の桟橋
倉橋島側
今日は5月の連休
次から次に
乗せてくださ~いと
お客さんが
やってきます
時折通る
船の波を受け
渡船は激しく揺れながら
対岸へ向けて航行です
鮮度さん
大きな波にも
平気で舵を切る姿
船頭さんと
少しの話
普段の日には
余り人が乗らないそうです
倉橋島から学校に通う学生さんも
少なくなって
今では200人ぐらいしか
いないそうです
「少ない日は,3000円位しか売り上げないけ~ね~
観光客の人も,この船のこと知らん人もおおいけ~」
船頭さん少し寂しそうに話してくれます
先代の船頭さんは50年されたそうです
今の船頭さんは30年間,船頭をされてるそうで「50年続けますか?」の
質問に「ここまできたら死ぬまでがんばるつもりじゃね~
船が先に無くならんかったらね~」と答えてくれました
実際,運賃だけでは,この渡船
やっていけないので
呉市からの援助を受け存続しているみたいです
そしてまた渡船は
先ほどの
子供達を乗せ
対岸へ向け出発です
大きな船が通った直後
大きな波が
やってきて
渡船は大きく揺れ
子供たちはキャーキャーと
遊園地の遊具よりも楽しそう
大きく揺れながらも
渡船は平気で
出港します
最後には
第二音戸大橋の下で
大きく手を振ってくれる
こどもたちの笑顔が小さくなってゆきました。