広島原爆の日
原爆の日の
スズメの学校が気になり
登校してみると
校長先生が
NHKの取材を受けていました
でも先生は、テレビに出る気はないみたいです
今朝のスズメの学校は
いつもの朝ではありません
いつもの場所には
たくさんの人がつめかけ
スズメたちも
異様な雰囲気を
察知しているみたいです
いつもと違う
スズメたち
人々の雑音に
怯えているみたいです
スズメの学校の
校長先生は
単に
スズメ好きな人ではありません!
原爆によって亡くなった家族の鎮魂の為に
毎日この公園に弔いにこられているのが
本来の目的なのです
スズメたちとのふれ合いは
その弔いのかたわらで
始まった出来事なのです
まわりに
たくさんの人がいても
お構いなしに
先生はいつものように
スズメたちとふれ合います
それでも
今朝はいつもより
早めに学校は終わりです
先生にとっては
原爆の日だけが特別な日では
ありません
静かに、お祈りしたいから帰られました
それぞれの想い
外国人の方々は
その場所で
何を想っていたのでしょう?
みんな何を
想っているのでしょう?
原爆ドームのまわりで
みんな、何を訴え何を想っているのでしょう?
8月6日は
何の日なのでしょう
戦争を反対する日、原発を反対する日、原爆を反対する日?
それぞれの想いの中で
8時15分
68回目の時が訪れた朝でした。