この日の空は雲が厚く
夕焼けは期待できそうにありません
いつもいつも
晴れやかな景色ばかり魅せてくれるとは行きません
仕方がないので帰ろうと振り返ると
足下で静かに待ってます
こんな角度から写すと
別の動物みたいに見えますね
しばらくシロと遊んでいると
いつのまにか空がこんな表情に
太陽が覗いてくれたのは
これが最後
シロも,本来は水に濡れるのが嫌な筈ですが
付き合ってくれてます
歩道に戻って
残っていたイリコを二つあげました
「付き合ってあげたのに
もう ないんかい!」
ニャ~の声が、そんな風に聞こえます
そらの雲も怒っているように
ビュ~ビュ~過ぎていきますが
結局肝心な沈む夕陽も拝ませて貰えませんでした。