広島以外の空のことはわかりませんが
新年になってから、ずっと思っていました
「焼けない」空のことを
朝焼けも、夕焼けも 空が焼けてくれないことを
私が出逢うことができなかっただけなのかもしれませんが
今年になって初めての燃える夕焼けだった空
4月18日
珍しく、いつもより穴蔵這い出る時間が早く
空を見上げた瞬間
必至に走り辿り着いたのに時遅し
残照の眺めしか写せませんでした
せっかくの夕焼けなのに
ドームの柵の中には目障りなものが
この眺めは随分以前に撮影した画像ですが
看板に記載された告知日からすれば
すでに終了していなければならない「耐震工事」
新たな問題箇所の発覚とG7が行われた関係などから
工期は遅れに遅れ7月まで延期となりました
観光客の方々は殆ど、工事の事を知りません
「耐震工事」本当に必用なことなのでしょうか?
被爆者の方々の中には、無理矢理保存させることに反対する声も聞こえます
今のままの姿を保存するなら急がねばなりませんが
崩れゆく姿を見守ってゆくのも
保存の方法かもしれないと感じた次第です。