こんにちは、最近雨がよく降り作業が難航気味です。
ところで、地すべりブロック内の地山は、ほぐした土砂に降雨・湧水等により水分が供給された状態であり、埋戻しや構造物の基盤となる箇所への使用には土砂の改良が必要となります。
当現場は元々耕作地であり現在は休耕田となった個所もありますが、周辺は現在も耕作を行っている稲田が混在しています。
そのため六価クロムの溶出する恐れのある「セメント系固化材」の使用は不適切です。
当現場では、改良材は全て石灰系改良材(生石灰)を使用する事で周辺環境に配慮しています。
*生石灰はの成分は主に酸化カルシウム(93%以上)です。
○改良材の現場搬入の状況(1袋に1tの容量です)
○埋戻し用の現地発生土は、改良材を添加し撹拌して使用します。
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