皆様こんにちは、「5月13日の投稿で次回集水井の施工手順について説明、、、」と記載致しましたが、作業が複雑すぎて、説明文を色々と作っては見ましたがとても皆さんに上手く伝えることのできる物が出来ず、断念致しました。
そして今更ながらとなりますが、当該工事で何をするのか大雑把に説明し今後の投稿では、「現場に足を運ばなくてもこのページを見て現場の今を確認していただく」というブロブ立ち上げ時の趣旨に沿った内容をお届けしていこうと考えます。
そもそも、「地すべり対策工事」とは地すべりの発生を防ぐために行われる工事で、抑制工と抑止工の2種類に大別されます。当該工事は昨年の4月、すでに発生した地すべりの拡大・活動を抑制するための工事となり、地表水を排除する山腹水路工と集水井工及び横ボーリング工による地下水の排除の2本立てで、地すべり土塊の含水比を低下させ、地すべり活動を停止または緩和することを目的としています。
イメージしやすく説明すると、雨水や地すべり地外から供給される地表面水を地下に浸透させないように水路を張り巡らせると共に、6基設置する井戸に地下水を集め排水管で大滝川に排水する工事となります。
これまでの工事の進捗状況ですが、4月雪解け後に再度現地調査・測量した結果、施工する構造物の位置、方法の変更に伴う確認作業等に時間を要したため、5月7日からの本体工事着手となり進捗率は数%となっています。しかしながら、当該工事の中で大きなウエイトを占めるコンクリート2次製品の工場生産はほぼ完了しており、施工が軌道に乗った際に材料の調達不足等を起す事なく順調に進捗率を伸ばしていける体制と成っています。
コンクリート2次製品が続々と現場に搬入されています。
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