散歩の途中 〜大ちゃんと私

お花と風景と ちょっぴり幸せな事をさがす、
私さんのお話

「ありがとう」の意味

2021年04月15日 | 日記
ご無沙汰しています。
仕事が忙しく、なかなか思いを伝える暇がありませんでした。
とにかく、何もかもが、私ひとりでやっているものですから〜生きていくためにです。

そんな私ごとですみませんm(_ _)mさて本題に入ります。
その前に、やっと桜が🌸膨らみ出しましたよ!この辺りは桜開花が遅いです。春が来ました。




ひとり残された今の私が、ふっ!と思う事それは「後悔」の何者でもなく、
皆さんが言います「それは、残された皆んなが思う事で、時間が解決してくれるから、、」
その言葉の通り「後悔」の思いの中生きている自分なわけです。


こんな「介護をした」人たちにとって、救われる言葉があるのです。


「ありがとう」


最後に言って欲しかった言葉!
その一言で、私はきっと救われたのだろう。

「介護をされるひと」私にとっては、夫殿の大ちゃん!
あなたの、本当のところの、苦しみとか、苦痛とか、絶望感とか、、、、私にはわからなかった。
言い訳のようだけれど、いやっ!完全な言い訳だろう〜けれど
私は、生きている訳で、生活をしなくっちゃいけない!自分の事、大ちゃんにかかる止めどもない医療費
そのためには、働くしかない!
本当ならば、あなたの顔ばかり見て、そばに付き添って、思い出話に花を咲かせ…
時折「愛してるよ!あなたが居なければ生きていけないよ!」なんてささやいて暮らしたかった。

現実はそんな甘い話ではなくって!
「ALS」と言う病気は、とにかく頭の中、脳は健康そのもので、身体だけが動かなくなる難病な訳で、
だからこそ、その苦痛は計り知れない病気な訳で、いっそ認知症の様に脳が破壊された方が楽だろう!って思う事もあった。
それは、わたしにも分かる事で、なのに、その苦痛に寄り添えなかったことへの「後悔」が、、、、つきまとう。

訪問の介護士さんも、先生も、リハビリの先生も、皆さんが優しかった。
私に、介護される人の苦痛を話して聞かせてくれた。
そうなんだ!でも、あなた達に言われなくったって私にだってわかってるから〜心の中で叫んだ!
そして、あなたに、訴えた!
私の愚痴を聞くのも、ベットで寝たきりの介護されている「あなた」だった。

そう簡単なのもではない!
それとも、ただただ優しくしていればよかったのか?
あの時こうしてあげれば良かった!あんな言葉をかければ良かった!、、、、、それが後悔な訳で、、、
今でも、悔しくて仕方なく、、、


「介護される」その人の心は、たぶん「介護する」人の心と、一致していないだろう。
それは、お互いに、持っている「苦痛と絶望と悲しみ」の違いがあるから…


聞きたかった。


それは、たったひとことで、


「ありがとう」




つづく…。


私の話はまだまだ続きます。
全てのALSの皆様がいる限り〜
残された私ができる「ちから」を信じて、、、
応援よろしくお願い致します。
↓↓↓
にほんブログ村 病気ブログ 筋萎縮性側索硬化症へ
にほんブログ村