散歩の途中 〜大ちゃんと私

お花と風景と ちょっぴり幸せな事をさがす、
私さんのお話

夕焼け空を見あげた事〜2015 12月

2021年03月08日 | 日記



う〜んっと!
いつまで、一緒に夕日を見に行ったっけ?
ねえ〜やだあ〜忘れちゃった。

でも、その時の事は忘れてないから

夕日が沈んで、西の空が染まるまで、ふたりでずっと待ってた。
私は、カメラを構えて待ってたけど、
大ちゃんあなたは〜落語聞いてたっけ(笑)
お付き合いありがとう〜だったね。

病気がわかってから3年くらいは、車の運転してて
私は、病気がわかった時に教習所に通って、1ヶ月かからず免許証習得したもんね!
すごいねっ!て皆んなに褒められた。嬉しかった。
その頃は、あなたの左腕は力が入らなくなってて、
だから、病院へ行くとき困ると思ってね、必死に勉強したっけ!
お陰で、ギアチェンジは助手席の私がやってたりして、、間違えて怒られたりした(笑)
って事は、私ももう免許を持ってから4年経ったわけだ!
いまだに運転は下手だけどね。


そう、左腕に力が入らなくなった!ってそれが病院へ行くきっかけだった。
ある日突然腕の力が抜けた!そう言ってた。

2015年12月→脳の病気を心配して、病院でMMRの検査をしたけど、、、異常なし 

握力もなくなって、玉子を割るのも殻が入ってしまうようになった。
やっぱり何か変だよね!って、
その頃は、東京の病院へ股関節の定期検査に行ってたので、ついでに手の事を言ってみたら〜
その場で、脳のCTを撮って、詳しい検査をする様に言われたんだった。

2016年3月→地元の病院から神経の詳しい検査ができる病院に紹介状を書いてもらった。
4月18日→1週間、それはそれは痛い神経の検査をしたんだった。その頃は重い物も持てなくなってたんだった。

4月25日 →筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害を受ける難病


「  筋萎縮性側索硬化症(ALS) と診断された。指定難病2 」


6月22日→難病指定の手続きが始まった。


その頃できなくなっていた事は、爪を切れない、紐を結べない、野菜のみじん切り、玉子を割れない、
それでも、厨房に立って右手ひとつで、オムライスも作ったよね!トマトリゾットだって、天ぷらだって、玉子焼きだって、、、


辛かったね、悲しかったね!

ごめんね、私にはまだ、事の重大さが分かってなかったんだ。
だってふたりで晩酌できてたし、楽しかったし、、、、


つづく…


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