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【#朝鮮日報】【独自】韓国野党「ソウル市庁派遣の警察幹部、問題解決者役だったのか」

2020-07-16 19:53:07 | 海外の反応
 自殺した朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長がわいせつ行為で告訴された事実が漏えいした疑惑が広がる中、警察が法的根拠もなく、中堅幹部をソウル市長秘書室に派遣していたことが15日、明らかになった。名目は「治安協力官」だが、事実上、朴前市長のさまざまな問題を解決する役割を果たしていたのではないかというのが野党の主張だ。

 未来統合党の鄭熙溶(チョン・ヒヨン)国会議員の事務所によると、ソウル地方警察庁は同日、ソウル市庁に治安協力官1人を派遣しているほか、警察官2人が「出入り情報官」として業務協力をしていると国会に報告した。特に今年2月からソウル市庁に派遣されたソウル地方警察庁幹部は朴前市長の秘書室に出勤し、常時勤務していたという。こうした勤務形態の治安協力官はソウル市庁以外にはいないとされる。治安協力官の運用には法的根拠がないと確認された。

 野党は元秘書が朴前市長をわいせつ行為の疑いで告訴した事実が漏えいした背景には、警察内部に「朴元淳閥」がいたためだと疑っている。ソウル地方警察庁→警察庁→青瓦台国政状況室という経路で告訴事実が報告される過程で、何者かが情報を朴前市長に漏らした可能性が高いとの見方だ。

 鄭議員は「ソウル市長に派遣された警察幹部が問題解決者の役割を果たしてきたのではないかという疑いが生じる。わいせつ行為の告訴事実だけでなく、過去の捜査機密が朴前市長サイドに流れた可能性も排除できず、徹底した捜査が必要だ」と主張した。

キム・ヒョンウォン記者


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