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【#朝鮮日報】【社説】「李承晩は親日派」 金元雄光復会長の式辞、文大統領はどういう立場なのか

2020-08-17 19:56:15 | 新聞記事
光復会長である金元雄(キム・ウォンウン)氏が「李承晩(イ・スンマン)は親日派と結託した」と述べた。大韓民国が建国された記念日に初代大統領を「李承晩」と呼び捨てし、親日派と決め付けた。金氏は「民族反逆者が作曲した歌を国家に定めた国は大韓民国だけだ」とも述べた。大統領と参加者が愛国歌を合唱する記念式の会場で作曲家・安益泰(アン・イクテ)先生に民族反逆者というレッテルを張った。野党は金氏の式辞について、「国民を離間させる無分別な行い」だと批判すると、与党は「親日派を代弁するのか」と反論した。日帝統治から解放された日と失われた国を再建した日を同時に祝う光復節に国民はまた真っ二つに引き裂かれた。

 李承晩大統領は6・25戦争(朝鮮戦争)の際、米国が日本軍を韓半島に投入しようとすると、「日本軍が参戦するならば日本軍からまずたたきのめす」と語った。平和線(李承晩ライン)を奇襲的に発表し、独島の実効支配を固めたのも李大統領だ。日本の右翼陣営の脳裏には李承晩は共存できない反日人物として名前が刻まれている。李大統領を「親日派」と呼ぶ人物は日帝時代に勤務していた官僚を一掃しなかったという理由を挙げる。廃墟から国家組織をつくり上げなければならなかった建国の現実を度外視した世間知らずの論理だ。

 光復会は独立烈士の犠牲精神継承と民族の正気宣揚が設立目的だ。民族の魂を吹き込み、5000万国民を団結させることに意義がある。金元雄氏が会長に就任した昨年6月以降、光復会は政権勢力の偏った理念で国を分裂させる上で先頭に立っている。光復会は最近死去した6・25英雄の白善ヨプ(ペク・ソンヨプ)将軍の顕忠院への埋葬を阻止しようとして、霊きゅう車を妨害し、在郷軍人の怒りを買った。金元雄氏は6・25南侵時に功績を上げ、金日成勲章を受け取った金元鳳の叙勲を主張し、国家基幹施設破壊を計画したとして投獄されている李石基(イ・ソッキ)元議員(統合進歩党)を称賛した。そうした言行が光復会定款の「政治的中立」に違反したとして、内部の賞罰委員会に提訴された。

 金元雄氏は朴正熙(パク・チョンヒ)時代のいわゆる維新時代に共和党に在籍。民主正義党の組織局長という要職まで務めた。1980年代には全斗煥(チョン・ドゥファン)政権のために働いた金氏が80年代の学生運動勢力が主張した「親日残滓(ざんし)未清算」という立場で現代史を切り取るというのは喜劇にほかならない。元喜竜(ウォン・ヒリョン)済州道知事は光復会済州支部長が代読した金元雄氏の式辞を聞いた後、「国民を二分させる光復会の偏向した歴史認識に同知事として決して同意できない」と述べた。金氏の式辞を現場で直接聞いた大統領はどういう立場なのか国民は知りたがっている。


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