入国制限せず社会的費用が急増
隔離2週間の生活費まで支援
22日午後4時30分、仁川国際空港第2ターミナル到着ロビー。オランダのアムステルダムを出発して、同日午後3時40分ごろ到着した大韓航空5926便の乗客が続々と出てきた。オランダ人や米国人、そして韓国人など約200人の入国者たちは空港バス・鉄道に乗って目的地に向かうのではなく、45人乗りの貸切バス10台に20人ずつ分乗して京畿道広州市内にある雇用労働研修院に向かって出発した。韓国政府が同日午前0時より、欧州からの入国者に対して新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査を義務付けたからだ。
この日一日の欧州からの入国者は普段よりも100人以上多い1300人前後だった。これらのうち、発熱など感染が疑われる症状がある人々はすぐに空港内に約120室ある隔離施設で検査を受けた。症状がない入国者は雇用研修院や仁川オリンパスホテル、忠清南道天安市内の国立中央青少年修練院などの公共機関や民間施設を使った臨時検査施設8カ所に移動して検査を受けた。1人当たり15万ウォン(約1万3000円)の検査費用は韓国政府が負担する。この日一日の欧州からの入国者についてかかった検査費用だけで2億ウォン(約1760万円)近くになる。これらはすべて国民の税金だ。
結果が出るまで滞在するホテルなど臨時生活施設の宿泊費(仁川オリンパスホテル最安値基準で1泊6万5000ウォン=約5700円)も韓国政府が負担する。検査の結果、陰性だったとしても90日以上の長期滞在者は2週間の隔離措置になるが、この場合の21万2300ウォン(=約1万9000円、1カ月の生活費を45万4900ウォン=約4万円とした場合の14日分)の生活費も国が支援する。また、陽性だった場合は治療費が1人あたり平均400万ウォン(約35万円)を超えるが、これも韓国政府が無償で支援する。
ペ・ジュンヨン記者
隔離2週間の生活費まで支援
22日午後4時30分、仁川国際空港第2ターミナル到着ロビー。オランダのアムステルダムを出発して、同日午後3時40分ごろ到着した大韓航空5926便の乗客が続々と出てきた。オランダ人や米国人、そして韓国人など約200人の入国者たちは空港バス・鉄道に乗って目的地に向かうのではなく、45人乗りの貸切バス10台に20人ずつ分乗して京畿道広州市内にある雇用労働研修院に向かって出発した。韓国政府が同日午前0時より、欧州からの入国者に対して新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査を義務付けたからだ。
この日一日の欧州からの入国者は普段よりも100人以上多い1300人前後だった。これらのうち、発熱など感染が疑われる症状がある人々はすぐに空港内に約120室ある隔離施設で検査を受けた。症状がない入国者は雇用研修院や仁川オリンパスホテル、忠清南道天安市内の国立中央青少年修練院などの公共機関や民間施設を使った臨時検査施設8カ所に移動して検査を受けた。1人当たり15万ウォン(約1万3000円)の検査費用は韓国政府が負担する。この日一日の欧州からの入国者についてかかった検査費用だけで2億ウォン(約1760万円)近くになる。これらはすべて国民の税金だ。
結果が出るまで滞在するホテルなど臨時生活施設の宿泊費(仁川オリンパスホテル最安値基準で1泊6万5000ウォン=約5700円)も韓国政府が負担する。検査の結果、陰性だったとしても90日以上の長期滞在者は2週間の隔離措置になるが、この場合の21万2300ウォン(=約1万9000円、1カ月の生活費を45万4900ウォン=約4万円とした場合の14日分)の生活費も国が支援する。また、陽性だった場合は治療費が1人あたり平均400万ウォン(約35万円)を超えるが、これも韓国政府が無償で支援する。
ペ・ジュンヨン記者
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