「市民運動家・朴元淳(パク・ウォンスン)の債務補償運動を提案します」「募金運動を行い、借金も代わりに返済し、家もないという家族を助けるのが道理です」
親与(与党を支持する)性向のネットユーザーを中心に、自殺した朴元淳ソウル市長の借金7億ウォン(約6200万円)を代わりに返済しようという動きが起きている。朴市長が今年3月、政府の公職者倫理委員会が発表した「2020年高位公職者定期財産変動事項」で、自身の資産をマイナス6億9091万ウォン(約-6150万円、2019年現在)と申告しており、この内容が本人の死後に再び注目されているのだ。
一部のネットユーザーは、数十年にわたって約30億ウォン(約2億6700万円)を寄付してきた「無住宅者」の朴市長が在任期間に借金を増やしてしまったことを気の毒に思い、募金を呼び掛けているのだ。
申告された朴市長の純資産は▲2012年 -5億9474万ウォン▲2013年 -6億8601万ウォン▲2014年 -6億8493万ウォン▲2015年 -6億8629万ウォン▲2016年 -5億5983万ウォン▲2017年 -6億2990万ウォン▲2018年 -7億3650万ウォン▲2019年 -6億9091万ウォン―だった。
午前中にツイッターでは「朴元淳の寄付によって我々は皆、社会の何らかの部分で恩恵を受けていると考える」として「今度は返しましょう。募金運動をして、借金を代わりに返し、家もないという家族を支援するのが道理です」(ID:beau****)との投稿が見られた。また、別のユーザーは「朴元淳の遺族を支援するための扶助金(香典)を納める運動をしましょう」(ID:khjs****)と書き込んだ。
ジャーナリストの金於俊(キム・オジュン)氏が運営する親与党系のオンラインコミュニティー「タンジ日報」でも13日夜、「市民運動家・朴元淳の債務補償運動を提案する」という書き込みがあった。投稿したネットユーザーは「ある市民の…生涯の仕事を、われわれ市民が受け継ぐ第一歩として、まずはその市民の借金から帳消しにしましょう」として「どなたか、是非ともこの提案をしっかりと具体化してくださることを切に願います」と書き込んだ。
方法の一つとして、朴市長が生前に出版した本を購入するという形も検討されている。
「市長の著書を購入すれば、印税が家族に入るから、全ての著書を購入しようと思います。(中略)100万人が購入すれば、印税だけで10億(約8900万円)だそうです」(ID:juju****)というツイッターの投稿が約300回リツイートされた。ネット上では「朴元淳、思考の出馬」「国民だけに仕えます」「朴元淳の子どものための応援」など、朴市長の著書を羅列し、本の購入を呼び掛ける書き込みも見られた。
ファン・ジユン記者
親与(与党を支持する)性向のネットユーザーを中心に、自殺した朴元淳ソウル市長の借金7億ウォン(約6200万円)を代わりに返済しようという動きが起きている。朴市長が今年3月、政府の公職者倫理委員会が発表した「2020年高位公職者定期財産変動事項」で、自身の資産をマイナス6億9091万ウォン(約-6150万円、2019年現在)と申告しており、この内容が本人の死後に再び注目されているのだ。
一部のネットユーザーは、数十年にわたって約30億ウォン(約2億6700万円)を寄付してきた「無住宅者」の朴市長が在任期間に借金を増やしてしまったことを気の毒に思い、募金を呼び掛けているのだ。
申告された朴市長の純資産は▲2012年 -5億9474万ウォン▲2013年 -6億8601万ウォン▲2014年 -6億8493万ウォン▲2015年 -6億8629万ウォン▲2016年 -5億5983万ウォン▲2017年 -6億2990万ウォン▲2018年 -7億3650万ウォン▲2019年 -6億9091万ウォン―だった。
午前中にツイッターでは「朴元淳の寄付によって我々は皆、社会の何らかの部分で恩恵を受けていると考える」として「今度は返しましょう。募金運動をして、借金を代わりに返し、家もないという家族を支援するのが道理です」(ID:beau****)との投稿が見られた。また、別のユーザーは「朴元淳の遺族を支援するための扶助金(香典)を納める運動をしましょう」(ID:khjs****)と書き込んだ。
ジャーナリストの金於俊(キム・オジュン)氏が運営する親与党系のオンラインコミュニティー「タンジ日報」でも13日夜、「市民運動家・朴元淳の債務補償運動を提案する」という書き込みがあった。投稿したネットユーザーは「ある市民の…生涯の仕事を、われわれ市民が受け継ぐ第一歩として、まずはその市民の借金から帳消しにしましょう」として「どなたか、是非ともこの提案をしっかりと具体化してくださることを切に願います」と書き込んだ。
方法の一つとして、朴市長が生前に出版した本を購入するという形も検討されている。
「市長の著書を購入すれば、印税が家族に入るから、全ての著書を購入しようと思います。(中略)100万人が購入すれば、印税だけで10億(約8900万円)だそうです」(ID:juju****)というツイッターの投稿が約300回リツイートされた。ネット上では「朴元淳、思考の出馬」「国民だけに仕えます」「朴元淳の子どものための応援」など、朴市長の著書を羅列し、本の購入を呼び掛ける書き込みも見られた。
ファン・ジユン記者
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