昨年ソウル市瑞草区で開かれたチョ・グク元法務部長官を擁護する集会を主導した「ケサウム(闘犬、泥仕合の意)国民運動本部」=当時=で市民から集めた後援金を管理していた幹部が電話詐欺で4億ウォン(約3450万円)をだまし取られた。この事件は警察が捜査を進めている。しかし、ケサウム国民運動本部が被害を隠したまま、ユーチューブ上で会費の精算には異常がないと主張したことから、市民団体がケサウム国民運動本部を告発した。ケサウム国民運動本部は電話詐欺事件の被害者でありながら、同時に詐欺事件の被疑者として捜査を受けることになった。
ソウル中央地検は18日、市民団体「司法試験準備生の会」が13日、ケサウム国民運動本部のイ・ジョンウォン代表(47)、キム・ナムグク顧問弁護士(38)を寄付金品法違反と詐欺の疑いで告発した事件を検討した結果、ソウル冠岳警察署に捜査を委ねたことを明らかにした。告発状によると、2人はソウル市など関係機関に登録せず、昨年15回にわたり、チョ・グク元法務部長官を擁護する集会を開き、約20億ウォンを募金した。現行寄付金品法では1000万ウォン以上を募金するためには募金者の身元、募金計画、使途などを関係機関に登録しなければならない。ケサウム国民運動本部は今年1月、「改革国民運動本部」に改称し、社団法人登録を済ませた。
ケサウム国民運動本部は募金額のうち約4億ウォンを電話詐欺被害で失い、昨年10月9日にソウル西大門署に被害届を出した。しかし、イ代表は同月16日、自身が運営するユーチューブのチャンネル「時事打破(シサタパ)TV」に出演し、会費精算内容について、「後援金募集には異常がなく、適正に使用されている」と説明した。放送に同席したキム弁護士も「領収証が見つからないのは6580ウォンだけだ」と述べた。司法試験準備生の会はイ代表らの行為について、「後援金が適正に使用されていると後援者をだましたものだ」と主張した。
イ・ギウ記者
ソウル中央地検は18日、市民団体「司法試験準備生の会」が13日、ケサウム国民運動本部のイ・ジョンウォン代表(47)、キム・ナムグク顧問弁護士(38)を寄付金品法違反と詐欺の疑いで告発した事件を検討した結果、ソウル冠岳警察署に捜査を委ねたことを明らかにした。告発状によると、2人はソウル市など関係機関に登録せず、昨年15回にわたり、チョ・グク元法務部長官を擁護する集会を開き、約20億ウォンを募金した。現行寄付金品法では1000万ウォン以上を募金するためには募金者の身元、募金計画、使途などを関係機関に登録しなければならない。ケサウム国民運動本部は今年1月、「改革国民運動本部」に改称し、社団法人登録を済ませた。
ケサウム国民運動本部は募金額のうち約4億ウォンを電話詐欺被害で失い、昨年10月9日にソウル西大門署に被害届を出した。しかし、イ代表は同月16日、自身が運営するユーチューブのチャンネル「時事打破(シサタパ)TV」に出演し、会費精算内容について、「後援金募集には異常がなく、適正に使用されている」と説明した。放送に同席したキム弁護士も「領収証が見つからないのは6580ウォンだけだ」と述べた。司法試験準備生の会はイ代表らの行為について、「後援金が適正に使用されていると後援者をだましたものだ」と主張した。
イ・ギウ記者
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