SHS:シックハウス症候群
MCS:化学物質過敏症
EHS:電磁波過敏症
環境過敏症に関する講演会 2022年8月27日(土)北條祥子先生
講演会の中で北條先生が化学物質過敏症や電磁波過敏症の症状の推移の際に説明された資料
を説明時の数字を基に独自に作成してみました。
先生の資料によりますと、シックハウス症候群から化学物質過敏症を発症し、電磁波過敏症を併発した方が多くかつ電磁波過敏症の方の80%以上は化学物質過敏症を合併している、というデータが示されておりました。
厚生労働省のホームページをみますと、
(1)シックハウス症候群とは
近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。
(2)シックハウス症候群の原因
住宅の高気密化・高断熱化などが進み、化学物質による空気汚染が起こりやすくなっているほか、湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなります。それだけではなく、一般的な石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。
人に与える影響は個人差が大きく、同じ部屋にいるのに、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。
※厚生労働省 「シックハウス対策のページ」より
とあります。
シックハウスといいますとカビやダニ、カビのことと思われている方がいらっしゃいますが、厚生労働省のホームページにもきちんと書いてあります通り「化学物質」も主な原因のひとつです。
化学物質過敏症や電磁波過敏症に気をつけるためには、まずはシックハウス症候群にならないことが大切です。
講演会の中でも紹介されていた「カナリアからのメッセージ」(ダイジェスト版 6分弱)にはお家の中で気をつけたい化学物質の一部が紹介されております。
お家の中に使われている人工的な化学物質を極力使わないお家づくりやリフォームは可能です。
また目に見えない電磁波の影響のない空間をつくることも可能です。
ひとりで苦しまないでぜひご連絡ください。
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所