電磁波は電場と磁場の変化を伝搬する波(波動)のことで、日常の光(太陽光)や放射能、レントゲンのX線も電磁波とお伝えしました。
そして正しく知った上で、正しく怖がることが大切とお伝えさせていただきました。
その中で電場の対策としてはアースを取ることが有効という話はさせていただきました。
その際、電化製品の電場対策だけでなく、家中に張り巡らされている電線(配線)からの電場も対策しましょうとお伝えさせていただきました。
今日は磁場について、です。
磁場は距離の二乗に反比例します。
この数式を聞いただけで頭が痛くなってしまう方もおられるかもしれません(笑)
でも簡単なんです。要は離れれば、離れるだけ影響が少なくなる、反対に近づけば近づくほど影響は大きくなると覚えてください。
単純計算ですが、1mから2mに離れるだけで、距離の二乗ですので2×2=4分の1に低減されるということです。
3m離れれば、3×3=9分の1に低減されるということです。
つまり離れれば影響は急激に下がり、近づけば急激に上がるということです。
そこで写真をみてください。
これはマンションの事例ですが、電線からマンションに電気を引き込む部分です。
幹線(かんせん)といいますが、引き込んだ部分とその下にメーターボックスがあります。
この裏側に居室があったり、ましてベッドの頭が向いていたりした場合、影響が懸念されます。
これはマンションの事例ですが、通常の木造住宅でも同じことが言えます。
幹線の取り込み口やメーターボックスのある室内側に居室、特に寝室や子ども部屋などはありませんか?
もしも寝室や子ども部屋、リビングなどがある場合は、例えば、ベッドがある場合は、幹線の取り込み口のある壁やメーターボックスのある壁から離しましょう。
子ども部屋の勉強机が近くにあれば、机の場所を替えましょう。
本来は私がお家にお伺いし、きちんと測定器で測定をして、数値が高いようであれば、数値が低いところに離れていただくことをおすすめします。
もしも新築をされる場合は、幹線の取り込み口を検討しましょう。また幹線からメーターボックス、メーターボックスから分電盤までは幹線が入り込んでいますので、磁場の数値が高くなります。
居室などの近くを通らないように工夫しましょう。
わからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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