毎週土曜日は援農の日です。
その理由は、以前もお伝えさせていただきましたね。
安心安全な食べ物を確保するための知識を得ることと安心安全な食べ物をつくる人たちとの人脈をつくること、です。
今日は肥料の話。
肥料は必要なときに必要なだけ与えないと意味がない
私がお手伝いしている農家さんは有機農法をされている農家さんなので、肥料は完全熟成の有機肥料です。
その肥料を野菜が必要としていないときに与えても意味がないし、必要なときに与えても雨が降らずに野菜が肥料を吸収できなければ、これも意味がない。
人間もおなか一杯のときに目の前に食事があってもありがたくないでしょう?
食べたいときに目の前に食事があっても口に入らなければおなかはふくれないでしょう?
野菜が必要としているときに必要なだけ、また天気とにらめっこしながら与えることが大切、なんだそうです。
肥料は早めに与えすぎてしまっても野菜を腐らせてしまう、とのことでした。
また有機肥料も50年、いろいろと試行錯誤した話もおもしろかったですね。
有機肥料だからとただ与えても野菜が腐ったり、育たなかったり。
キチンと熟成させることが大切とのことでした。
それとまた先日に引き続きバブルの頃の話が、、、
この肥料を与えれば、収量が1.2倍になる。いまこの肥料を使わなければもったいない、という売り込みも結構あったとか。
その肥料を与えると確かに成長が促進し、収量も増えた農家さんもいらっしゃったそうです。
ただ、その年の秋に台風が直撃し、その肥料を使用した農家さんの農産物は倒伏してしまい、ほぼ全滅してしまったそうです。
肥料に頼らず、土づくりをしっかりして、収量は〇倍とかを追うのではなく、その土地(の大きさ)に見合った収量を確保する、ことが大切なのだそうです。
野菜づくりの話は本当に面白いです(笑)
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