意味:火、たいまつ、知恵
主な解釈:
情熱的になる。やる気が出る。良い知恵がひらめく。自由になる。
逆位置の主な解釈:
冷める。やる気が失せる。何も思い浮かばない。不自由
解釈のヒント:
ケンの表す火が、どんな火であるのかを考えます。
暖炉の火、たき火の火、たいまつの火、マッチの火などの火そのものや、街の明かり、灯台の灯、生命の火もあります。
その火によって、何をどうイメージするかが解釈のカギになります。
暖炉の火やたき火の火は、眺めていると心が落ち着くこともありますし、暖まってホッとすることもあります。体力や気力を充実させる火です。
暗闇の中で、遠くに街の明かりが見えたり、たいまつに火が灯ると安心します。
暗闇から脱出できる火です。
自由の女神が持っているたいまつの火を、ケンの火と言う解釈もあります。
そこから、自由の火と言うイメージが持たれています。
火に関して、神様のエピソードはいくつかあります。
有名なのは、プロメテウスの火ではないでしょうか。
俺の屍を越えて行けでも、風と火の神様が人間に風と火を与えたところ、人は火を使って争うことを覚えてしまったというエピソードがあります。
火は、使いどころを間違えると、とても危険なもので、使うには知恵が必要。
と言うところから、ケンの解釈に知恵と言うのが加えられています。
ケンは時期を見極めることも示唆しています。
夏場に暖炉の火を焚いても、誰も近づいてくれません。
雨の日にたき火をしても、暖は取れずに火も消えてしまいます。
火をつけるタイミングはいつなのか、それを見極めましょう。
占いをしてケンが出たら、次のことを問いかけてみましょう。
☆気力、活力は充実しているか。
☆やる気、情熱はあるか。
☆先の見通しは立っているか。
☆気力が低下していないか。
☆気持ちが冷めていないか。
☆暗中模索に突入してしまわないか。
気力も活力も、やる気も情熱も十分ならば、その火を絶やさないように。
先の見通しが立たず、元気が出ないのなら、今はその時ではないので小休止を。
それが、ケンのメッセージです。
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