私は、一応、ダエグさんが最後のルーンのパターンを取り入れています。
ルーンは人によって考え方が全然違うのが楽しいです。
今回も前回のフェオさん同様、私なりの解釈です。
楽しんでいただけたら嬉しいですね。
2番目のルーンさん、

です。
イメージするのは、そんなに難しいルーンじゃないでしょう。
日本で野生の牛にお目にかかるのは、なかなかありませんが、
トレロカモミロの歌や、聖闘士星矢の牡牛座のアルデバラン、キン肉マンのバッファローマンなら、わかる人もいらっしゃるのでは。
トレロカモミロ、牛は黒牛、すごい鼻息、5人がかりで闘牛場へやって来ます。野生の牛もこんな感じでしょう。
アルデバランも、バッファローマンも、自分の腕力に頼り、力押し、力自慢の人です。
鼻息荒くて、豪放磊落。ちょっと単純。そんなキャラですね。
大阪近鉄バッファローズと言うチームが、昔ありました。
いてまえ打線と呼ばれて、ノリとローズがバンバンホームラン打つと言う、力押しのチームでした。
だからか、ウルの解釈もいたって単純明快。

と、とっても勢いのある明るいルーンです。
だから、逆位置も単純か、と言えば、そうでもないところが、逆位置の解釈の難しいところです。
前回、逆位置は、弱まってるか、反対になっているか、というお話をしました。
ウルもそうです。
トレロカモミロは、牛をごろりとひっくり返して、これは素敵な黒いベッド!と、牛皮のベッドにしてしまってました。
アルデバランもバッファローマンも、角を折られたら意気消沈してましたね。
バッファローマンは、角を折られちゃうと、力も半減しちゃうし、両方折られたら、死んじゃうって設定だったような。違ったかな。
いてまえ打線も、ノリとローズさえ打たせなければ、勢いに乗ることもなく、優秀なキャッチャーと優秀なピッチャーが相手だと、よく沈黙してました。

と言うのが普通の逆位置の解釈なんですが、ウルさんにはもう一つ

と言うのがあるんです。
ベルセルクやロードス島戦記に出て来るバーサーカー、あれがウルの暴走状態です。
周りがまったく見えなくなっちゃって、動くものはすべて敵!赤いものを見たら突進!ひらひらしてるものを見たら追いかける!
本来なら傷つけたくないはずの人まで傷つけてしまいます。
ガッツが暴走してキャスカを手にかけちゃったら……。どうなるでしょうね。グリフィスと同じ道を歩んじゃうでしょうか。
オルソンは大事な相棒を守るためにバーサーカー化して、命を落としてしまいましたね。
ファイナルファンタジーでも、バーサクって魔法が出てきますが、バーサクかけられると攻撃力は上がるけど、コマンド入力は不可になってしまいます。
なので、ウルの逆位置が出てきたら、弱気になってるのか、暴走してるのか、を考えるのが、解釈の鍵になります。
それでは、今回はここまで!次回は、いつになるかわかりませんが、ソーンさんです。お楽しみに!