旅はみちづれ世はなさけ

旅やホテルライフを記録していきます

激しい恋のはなし その1

2019-12-13 09:32:09 | 日記




全国の恋をしてる皆様ご覧いただきありがとうございます。


私とドラマ好きの友人が夢中になっていたNHKの

リバイバル朝ドラ「おしん」ですけれども、

戦争の爪痕のせいでだんだん見るのが辛い内容になってきました。


友人は今度は現在の朝ドラ「スカーレット」を見ろと言います。


私   「この間までは 『いだてん』 を見ろ見ろ言ってたのに、

今度はスカーレット? 私が推した『ルパンの娘』 は見なかったくせに」


友人  「主人公が恋人との結婚を父親に反対されて‥」


私   「よくある話だね」


友人  「今まで家族に振り回されて、自分を犠牲にしてきたのに、

たった1つの恋路も邪魔されるなんて。

反対している父親自身は駆け落ちして母親と一緒になったくせに」


私    「駆け落ちって言えばさあ、昔一緒に働いていた女の人が‥」


友人  「何々?職場の誰かと誰かが駆け落ちした?」


私  「そんな話じゃないんだけどもね、

その人もともと京都の出身だったんだけれども、

ご主人との交際を反対されて、

京都から東へ軽自動車で逃げてきたんだって。

それで小田原あたりでガソリンが足りなくなって、

海老名インターで降りて、海老名で暮らして早25年だと」


友人  「なんだもっと凄い話ないの?」


私   「凄い話?」


友人  「激しい恋の話とか、今修羅場中とか」


私   「大昔の話でよければ‥」


友人  「ぜひ聞きたい」


私   「しかも他人の話」


友人  「まあいいか」


私   「あなたも知っているひろちゃんね」


友人  「寮で同室だった、中学から附属の、ひろちゃんね」


私   「大学まで通える距離なのに、親元離れて暮らしていた変わり種。

売れないミュージシャンの、彼氏と半同棲中」


友人   「親に連れ戻された?」


私   「イヤ別に。すごく理解あるご両親で。

私が遊びに行くと、家業のパチンコ屋の閉店の手伝いさせられて、

そのあと夜10時からご両親とおじいちゃんおばあちゃんも一緒に

お寿司屋さんに連れて行ってくれた」


友人   「楽しそう」


私   「その彼氏がひろちゃんのために作った曲があって」


友人   「ミュージシャンあるある!」


私    「俺の彼女は眠る時は全裸〜🎵」


友人 「 えっ何それ、ひどい歌詞」


私   「全裸で眠る〜♫ だったかもしれない」


友人 「その後2人はどうなったの」


私   「知らない」


 

友人  「もっといい話ないの?」


私   「友達が同じ大学の1つ上の先輩と付き合っていて、

卒業で地元で就職するので別れよう、って

でも友達の方は納得できなくて追いかけようと」


友人  「来た来た!情熱的」


私   「一緒に住んでいた弟の預金を全額勝手に下ろして‥」


友人   「ひどい姉」


私   「福岡まで行ってアパートを借りたんだけど、

激安アパートしか借りれなくて、

2、3日暮らしていたら屋根に穴が空いているのに気づいて、

その穴から青空を見上げていたら我に返って東京に戻ったって」


友人   「あなたのアパート借りれば激安で清潔だったのにね」


私   「そういう店子は困るんだけどね」


 

 激しい恋の話はまだまだ続きます。

 



新入社員に送るエール

2019-12-11 10:25:13 | 日記

年末でお忙しい全国の皆様、ご覧いただきありがとうございます。

世間は忘年会の季節でございまして、私もある会社にお招きを受けました。
顧客と一緒に忘年会をやって、
双方の親睦を図ろうとの社長様の御発案だそうで、
なんと私はもう今年で6回目の出席です。

ホテルの宴会場で、総勢は何百人単位でしょうか。

この忘年会の特徴的なところは、
有志の社員が部署単位でチームを作り、
舞台上で歌ったり踊ったり寸劇したりの
大人の学芸会をして、

観客である我々は、
どのチームが良かったか投票し、
順位によって社長から金一封が送られると言う
趣味と実益を兼ねた超盛り上がる催し物があることです。
(最下位チームでも金一封は出るし、
1位のチームは50,000円ですって。結構気前いい〜)


乃木坂なんか演って、
年齢層高めの顧客達は元歌を知っているのかな?

私の担当のW君、
今日の姿はセーラー服にお下げ髪のカツラ
ブサイクすぎます。
スーツを着ていればカッコいいのに。
イヤじっと見てたらそのうち何だか可愛く見えてきた。


その合間に私達顧客は、
日頃電話でしか話さないスタッフの方と一年分のコミニケーションを図ったり、
ビンゴ大会で何らかの賞品をいただこうと一喜一憂したり、

社長は名刺用のトレイ持ちの秘書と一緒に各テーブルを回り、
顧客と名刺交換したりその奥さんをハグしたり。

盛り上がりが最高潮に達したところで、
一番末席のひときわ若い男女のテーブルが目に付きました。

どの子も表情が硬く、緊張しているのが丸わかりです。
皆さまお気づきでしょうか? 
実はここ、来年この会社に入社する内定者のテーブルなのです。

妄想好きの暇人である私は、彼らの今の気持ちを想像してみました。

「とんでもない会社に入社することになってしまったな」
「来年私もあの舞台に立たなくてはならないのだろうか」
「あんなミニスカートをはかせられて、パンツを見せて踊らなくてはならないのだろうか?」
「この会社のハラスメント対策はどうなっているのか怒」
(パンツ見せていたのは男性社員ですが今の時代、これだって問題あり?)
「絶対無理だ、内定辞退しようかな」

そんな表情ですかね(あくまで想像ですけど)

しか〜し!
私は来年の新入社員であるあなたがたに申し上げたい。
もしあなた方が、来年の忘年会でなんの余興もやりたくないと思っているならば、
あの舞台に上がるなんて、100年早いです。

あそこで踊ったり歌ったりしている人たちは、
自ら進んで誇りを持って舞台の上に立っているのです。

言うなれば、選ばれた民なのです。

サックスの音程が外れていようが、
お下げ髪のセーラー服が不細工であろうが、
笑われているのではなく、客を楽しませているのです。

彼らの名前は覚えられなくても、今日の姿は目に焼き付けられ、
今後の対話の糸口になるでしょう。

そうなったらしめたもの
顧客はよく知っているスタッフに対しては、
あまり無理難題を押し付けないものですよ
それどころかお願い事も断れなくなってしまいます。

歌や踊りが苦手でも、活躍できる場所を見つけましょう。

例えばあそこにいる寡黙な彼
当たり前のように延々とカメラを回していますが、
3時間のあいだまったく座ることも食事をすることもありません。
それは毎年全く同じ光景です。

今役員席に座っている私と同年齢の女性の上司
4年前まで全身着ぐるみで司会をしていたんですよ。
本当は今もやりたいのだけれど、周りがやらせてくれない(多分) 

卒業間近の、貴重な一日を、
見知らぬおじさんおばさんのために
無駄にしたと思わないでください。

全ては、きっかけなのです。
それを与えてくれる、優しい会社なのです。




この忘年会の後、高学歴高収入のご主人を持つ友人に尋ねてみました。
今大学生である彼女の息子が、このような会社に就職することになったらどうか?

返事は一言だけ「ありえない」

そうでしょうか?

友よ、あなたの息子ならば、
どんな状況になってもたくましく切り抜けていくだろうと思います。

皆様は、どんな師走をお過ごしですか?


立場川橋梁を未来に残したい

2019-12-09 15:46:53 | 鉄道

全国の鉄道好きの皆さま、ご覧頂きありがとうございます。


知人を訪ねた時のこと、山梨と長野の県境で、その橋を見つけました。


丘を登れば、数分で鉄橋の入り口までたどり着けます。



昭和55年に廃橋になった後、放置されているようです。


草ボウボウだけど一応整備してあるこの道は、使わなくなった枕木かも、と妄想してみる。






こんなに貴重な鉄道遺産が、このように放置されているとは、なんともったいない。


群馬のあの有名な眼鏡橋のように、なんとか保存して観光に来てもらうようにはできないのでしょうか。


近くにある富士見高原病院は、戦前には結核のサナトリウムだったので、

小説「風立ちぬ」の舞台になっていました。

宮崎駿監督の「風立ちぬ」でも、この鉄橋が描かれているようです。

宮崎駿監督は山梨に別荘があると聞いたことがあるので、

その時にこの陸橋を見て、イメージを沸かせたのかもしれないですね。



新しい中央本線の橋



残念ながら二本同時の写真は撮影できませんでしたが、
2つ並んでいるといい景色ですね。

橋のダブルトリプルは大好きな眺めです。 

先日の記事の宇奈月のトリプル橋


大家さんの僕② 経営は前途多難‥?

2019-12-07 11:47:09 | 不動産
す全国の間取り好きの皆さま、ご覧いただきありがとうございます。

部屋の間取り図を見るのが趣味なんです。

しかし、大家さんの悩みは尽きません。
気難しい入居者がお一人いらっしゃいます。
70代の女性です。


ルール違反は大目に見ようと決めていますが‥
ペットはまだいいけど、
(なんらかの魚か亀を飼っているようで、よく水槽を外に出している)
石油ストーブは危険だからやめてほしい。

敷地内に畑を作ってなんかの植物を育てています。
それでも足りなくて国有地?みたいな土地にも進出しています。
川沿いにあるアパートなのですが、川岸に張り巡らせられているフェンスを壊して自由に出入りしています。
ご本人が川に落ちるのは自己責任としても、
近所の子供が壊れたフェンスを通り抜けて転落でもしたら、と心配でなりません。

私は腹を割って話せば理解してもらえるのではないかと思い、
勇気をだして話しかけて、その結果撃沈しました。

自分に無断で所有者が変わった、と怒っているのです。
代がわりしたので仕方ないのだけど、
私を大家さんとして認めていないのです。

直接入居者に交渉してはいけない、と
不動産屋さんに怒られてしまいました。

この続きはまた後ほど‥






記事とは関係ないですが、宇奈月の写真
橋梁好きなんです。

大家さんの僕

2019-12-06 06:49:02 | 不動産

全国の間取り好きの皆さま、ご覧頂きありがとうございます。


親の関係で古いアパートを経営しています。

昭和のレトロな雰囲気。

小さな門を開けて、大木が生い茂る小道を奥に入ると、

木造の古い建物が。

出窓と天窓が

あるレトロなアパートです。








これはさすがに冗談です。
我がアパートは水道あります。
シャワーも一応あります。

井戸は先日行った「上野桜木あたり」で撮った写真です。



戦前の日本家屋をパン屋や茶室や
ビアホールにしてるのです。
おしゃれですねー

話がまたまた脱線しました。

アパートの話
年齢性別国籍様々な方々にご利用頂いております。
新築の便利なマンションとは違います。
不便さに片目つぶって住んでいただいております。
だから多少のルール違反も大目に見ています。

色々ちょっとした事件もありますが、
それは人間同士ということで‥
古くても清潔と安全だけは提供していきたいと思っています。

この話題はまた続きを書こうと思いますよ