キッチンや食卓回りに使う布巾は、以前は全部タオル地のものを使っていて、1週間分をまとめて洗濯機で洗っていた。
でもそれだとすぐゴワゴワしてくるし、お醤油などの染みは水洗いしておいても取り切れなくて、どんどん雑巾のようになっていくのが嫌だった。
で、一昨年ぐらいから、かや布巾を使うように変えた。
これが、柔らかいし吸水性はいいし、手洗いで綺麗になるし、何度洗ってもいつまでも柔らかい手触りが変わらなくて、もうこれなしではいられない生活になった。
で、この使い勝手のよい布巾を使うようになって思い出したことがあった。
それは、布巾の洗い方。
昔々、私が新卒で就職したころ、歳は21歳ぐらいかな。
某企業の人事課で、そのころは新卒採用業務は青田買いが普通だったので、夏の間とある密かな場所でナイショの採用試験が進んでいて、人事課の若手女子社員は毎日そこで雑用に駆り出されていた。
なんせ40年も前の事、お茶もコーヒーもお昼ご飯の準備も全部女子社員の仕事。
1日の業務が終わって男性社員が本社に引き上げた後、私たちは後片付け。
私だって食器洗いぐらいは出来た、けど、その時にとても驚いたのは、一緒にいた同期の子が、布巾をとても丁寧に手洗いして干していたことだった。
その手つきがもう、長い事やって来てますっていうとても慣れた手つきで、私は「へぇ~~~」と内心とても驚いたのだった。
なぜなら私は、「家事なんてお母さんの仕事でしょ!」と、自分が言われたらブチ切れるようなことを言って家の事なんてなんにもしない娘だったから。
だから、家の布巾を母がどうやって扱っているのかなんて、考えたこともなかったのだった。
(そもそも家の布巾も、使い古しのタオルを切って使って雑巾のようになっている物だったので、後々自分もタオル地を使うようになった)
その手つきに、同い年なのに布巾ひとつまともに洗えない自分への恥ずかしさと、お家でちゃんとお母さんを見て育ってきたんだなぁ、お母さんもちゃんと教えてきたんだなぁ、という尊敬と羨望を感じたことが忘れられない思い出になっている。
で、かや布巾を手洗いした時に「そうだ、布巾はこうやって洗うんだ」とその時のことが鮮明に蘇ってきたのだった。
その後、別の会社に勤めてるときに、やはり私より10歳も年下の女子社員が、給湯室の布巾を週末に必ず薄いブリーチに晒していたのを見たときにも、「そうか、こうやったら清潔に保てるよね」ととても感心したのだった。
そうやって学んできた割には仕事で忙しい間はタオル地の布巾を洗濯機で洗ってごわごわにしては買い替える生活だったけど、今、毎日手触り良いかや布巾を使って、手洗いして、1週間に一度ブリーチして使う生活をしていて、それだけのことがなんだかとても心地よいのだった。
タオル地のものを使っていた時には10枚ぐらいは常備していたから、かや布巾に変える時にも10枚まとめ買いしたのだったけど、使ってみたら3枚ぐらいで十分回せるので、まだ新品が7枚もある。
もう一生布巾買わなくてもいいかも
「主婦になったら家事をやるんだから、今はしたくない!」と、hiyokomameさんと似たような事を言っていた記憶があります😅
布巾もいろいろな素材のを使ってきて 今は使い捨てタイプみたいのを使っていますが、確かにかや布巾いいかもしれませんね😊
今はいろいろな柄のがありますものね~
柄でテンションが上がったりもするし 私もまた かや布巾を使ってみようかしら🤭
でも、布巾の洗い方は本当に綺麗でした。流しの中でて手で揉み洗いするやり方が素敵だとは思ってました。最近、真似するのですが、母みたいに、しゃっしゃっ!と綺麗に出来ないのがわかりました。
白雪布巾、好きです!
うちの職場でも扱っていますが、真っ白の限定です。この、真っ白な布巾もなかなかオツですよ。
白雪ふきんは柄もいろいろあって楽しいし、洗ってもブリーチしても色合いや手触りが変わらないので、丁寧に使おうという気持ちにもなれます
私の母も自己流を貫く人で、やはり仕事しながらの家事は何をしても雑で、私はそれがとても嫌で、たまに手伝うと「時間かかりすぎ」とか文句言われるんです。
でも今思えば、自分にも「忙しいだろうから」という気遣いは全くなかったなとは思いますが・・
その同期の手つき、ホントに手際が良くて若い私は感動したんですよねー。
だから今自分で布巾を洗う時「彼女、こうやってたなー」とつい思い出してしまうのでした。
真っ白な白雪ふきん、絶対に汚すまいと丁寧に使えそうですね。
綺麗に洗って干したら気持ちいいでしょうね~