にゃんこ5姉妹とおかん日記

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にゃんこヒストリー ☆ きなこ編 ①

2015-08-20 21:03:38 | 日記
皆さま 今日も遊びに来て下さって、
本当にありがとうございますm(_ _)m

今回はいよいよ 末っ子のきなこについて お話ししたいと思います。

きなこ 女の子 推定3ヶ月******

きなことの出会いは娘からの ラインで始まりました。

「 どこかで 仔猫が鳴いてる!」

またぁ? その時内心そう思いました。

「 排水溝の中から聞こえる!」

「えっ!?」

「 出られへんみたい!」

「えぇっ!?」

私は直ぐさま原付にまたがり、現場に直行しました。

現場に着くと、娘が数人の小学生と一緒に排水溝を覗き込んでいました。

見ると深さ1mくらいの排水溝の中で
小さな仔猫が壁を懸命によじ登ろうとしていました。
仔猫はとても小さく、排水溝はとても深く、自力での脱出は無理な状態でした。

でも排水溝の蓋はもう何年も開けられていないのか 周りは固まり、開けようにもビクともしません。

どうしよう… 今夜から雨が降ると予報であった。
このまま助けられなかったら排水溝に水がたまり、仔猫は溺れてしまう…
何とかして助け出さないと!

その時、1人の高校生の男の子が、
私たちに声を掛けてくれました。
事情を説明すると男の子は草まみれ泥まみれの排水溝の隙間から手を入れ、
仔猫を掴み出そうと 何度も何度も頑張ってくれました。

でも排水溝は深過ぎて仔猫を捕まえる事は出来ませんでした。
やっぱり蓋を開けるしかない。
でも もう1人男手がないと とても無理だと思い、
近くの体操教室に助けを求めました。

体操教室では子供達が練習をしていましたが、教室の先生であろう方が1人、ハンマーとバールのような物を持って 助けに来てくれました。
教室の方と高校生の男の子、2人がかりでようやく排水溝の蓋は開き、
男の子が排水溝に入って仔猫を救い出してくれました。
仔猫は全身泥だらけで何猫なのかさっぱりわかりません。

私は教室の方と男の子、両方に何度も何度も頭を下げてお礼を言いました。
お二人がいなければこの仔は助けられませんでした。
特に男の子は学校帰りか まだ制服で、
汚してしまった事をさらに詫びると、
自分は農業高校の生徒で、今日も放課後畑仕事をしてきた。汚れているのはいつもの事だから気にしなくていいと言ってくれました。
その笑顔は爽やかで、オバはん( 私 ) の
ハートはわし掴みにされちゃいました。

本当に感謝です。

こうやって助け出せたのも何かの縁。
ウチに連れ帰り、大切に育てますと
二人に言い、もう一度深々と頭を下げて
仔猫を連れて帰りました。

家に帰り、本当はあまり仔猫を風呂に入れたくはないんですが、
あまりにも汚く、傷があってもわからない状態だったので、お風呂に入れました。

その後はとにかく保温、保温です。
幸い仔猫は元気でミルクもよく飲んでくれました。
でも 猫風邪をひいているらしく、
両目は目ヤニだらけ、鼻水、くしゃみを繰り返していました。

次の日、速っ攻でかかりつけの動物病院に飛び込みました☆

↓ ウチに来た 初日の写真です。
かわいいみすぼらしい仔ちゃんです



次回はきなこヒストリー②をお送りしたいと思います。

宜しければまた遊びに来て下さいませね
♪(v^_^)v