ある日の気づき

「耕助のブログ」での Strategic Culture Foundation 記事(2)

耕助のブログでのStrategic Culture Foundation記事(新しい順)2024年5月分まで
# 他のSCF+NEOカテゴリの記事「テーマ別×サイト別」リンク集
追加/修正箇所:(2024/09/14)

No. 2300 殉教者/レジェンドとしてのナスラッラー 2024/10/15
:イスラムの地は怒りをぶつける準備ができている
# ↑関連記事:暗殺されたヒズボラ指導者ハサン・ナスララとは川流桃桜の日々の呟き
No. 2299 彼らは嘘をつき、ごまかし、盗む。爆撃する。そして捻じ曲げる。 2024/10/14
# ↑ cf. 別の訳 (Iocom2 diary) 、 SCFSCF⊃「ガザ・オン・ザ・リタニ」の説明
# 表題中の「捻じ曲げる」↑は「スピン・ドクター」が行う「PR用語 スピン」の意訳。
No. 2296 中国川の流れを見守る 2024/10/11 cf. 別の訳SCF⊃要約的引用、SCF
No. 2288 A Wilderness of Mirrors 2024/10/03
No. 2266 習近平、サリバンを教育する:ドゥロフは人質に 2024/09/11
# ↑cf. 別の訳SCF (虹子)
No. 2254 バンザイ! 2024/08/30
# 2+2会談後の共同声明⊃核への言及
「米国の戦争屋アンソニー・ブリンケンとロイド・オースティンは、日本の外務大臣と
防衛大臣とともに共同声明」
「米国は、日米安全保障条約第5条に基づき、日本の防衛に対して核を含むあらゆる能力を
活用した揺るぎないコミットメント」「両国が主に念頭に置いているのは中国」
# 近代日本が犯してきた愚行の歴史
「三島由紀夫のようなピエロがそれを過小評価しても日本と日本に残っているカミカゼ精神に
とっては非常に深刻な結果をもたらす」
「ペリー提督の黒船来航と明治維新以来、日本人は常に一人の主人に仕え…そのたびに
悲惨な結果を招いてきた。最初は英国の愛玩犬となり、それからナチスの、そして今は
米国の犬として振る舞っている。」
## ↑「バンザイ突撃」や「神風特攻作戦」を繰り返すことに成りかねない。
「日露戦争や太平洋戦争、中国大陸での戦いで日本帝国軍がとった特攻攻撃」
「神風特攻作戦」:
「多くのパイロットが目標に命中させることができなかったにもかかわらず、誰一人として
後退することなく全員が片道切符の任務を遂行した」
# 「共同声明」の意味(日本にとっては「辞世の句」だと結論部で揶揄されている。)
「共同声明」=「25万人の自衛隊員は、現在日本に駐留している5万5千人の米兵と共に
6,200キロ以上離れたハワイのホノルルにある米軍インド太平洋軍の直接統制下」
「日本は今や韓国や台湾とともにグアムのような存在」i.e.「米太平洋軍の前方基地」
## cf. フィリピンも「お仲間」
「日本が本土を、貪欲な米兵たちが地元の女性たちを好き放題できるような沖縄のような
島にするのが良い考えだと本当に考えているのなら、そうすればいい。そして、中国との
核による真昼の対決もやればいい。でももし日本の軍事指導者や政治指導者が勝てると
考えているなら、彼らは1945年8月15日の不名誉な天皇のラジオ放送の後も戦い続けようと
した日本兵よりもひどい妄想にとりつかれている」
# 本来の「万歳」につながる道は、「米国離れ」して近隣諸国と平和的関係を結ぶこと。
「米国は日本に2度原爆を投下し、東京やその他の主要都市を焼夷弾で攻撃し人々を灰に」
「日本人は、辞世の句を書くのをやめて、いまだに日本を荒らしまわっているヤンキーたち
を追い出す方法を考え出し、中国、韓国、ベトナムの近隣諸国の人々と共にバンザイ、万岁、
マンセー、vạn tuế と叫ぶべきだ。これらはすべて、1万年の平和と幸福という意味である」
No. 2247 クルスクで本当は何が起きたのか? 2024/08/23
# ↑cf. 別の訳 (Iocom2 diary)、 (寺島メソッド翻訳NEWS)
# 乱れ飛ぶ「情報筋(諜報機関の関係者)」の推測/仮説 (A)-(C)
## (A) 情報収集に問題?
「衛星や無人偵察機による監視にもかかわらず、クルスクにこれほどまでに戦力が集中
していることに気づかなかったのは驚き」「情報収集に問題があったようだ」
## (B) 意図的な見逃し/無視?
### (B)-1 (いわゆる「シロビキ」中の)タカ派策謀(「2つの目的」=(1)+(2))説
「国防省と情報機関に広がるタカ派の軍部派閥(経済学者…ベローゾフ新国防相とは対立」)
(1)「ドンバス戦線から引き離されたキエフの敵対司令官と軍隊を罠にかける」
(2)「プーチン大統領に…圧力をかけ…「蛇の頭」を狙い、戦争を終わらせる」
### (B)-2 軍司令官の情報軽視説
「ゲラシモフはクルスク州境付近でのウクライナ軍の増強に関するいくつかの警告を無視」
## (C) 「裏切り者」による「クルスク州の一部とウクライナ東部を交換する密約」?
「スズガ市を『引き換えにして』…解決策として推進」
### 「スズガ」とある地名はカタカナ表記では「スジャ」が多いようだ。原文では Suzha 。
### ラテン文字での表記としては、Sudzha の方が多いかも。キリル文字では Суджа 。
# プーチンの反応
「プーチンは激怒していた。軍と諜報機関の明らかな失敗に対して、明白な面子の潰れに
対して、そして、戦争終結に関する理性的な対話の可能性を葬り去るという事実に対して」
「彼はすぐに動揺を収め、クルスクを対テロ作戦(CTO)と指定」
「FSBのボルトニコフが監督…降伏を拒むクルスクのウクライナ人はすべて潜在的な標的」
「軍と民間の対応全体を監督する…国家評議会の新書記官…アレクセイ・ドゥーミン」
→「大統領に直接報告」
## ↑原文著者(ぺぺ・エスコバル)は(B)-2を有力視しているか、「少なくとも、結果的に
## (B)-1 での「(「シロビキ」中の)タカ派」の思惑」通りになる」と見たようだ。
# 状況と今後の見通し
## これまでの状況
「ロシア軍はすでにクルスクでウクライナ軍を孤立させ、補給線を断ち切ろうとしている」
「クルスクに投入された精鋭部隊の残存兵は、前からも後ろからもロシア軍に包囲され、
撤退せざるを得なくなる」
「少なくとも1万2000人のウクライナ軍(UAF)がクルスクに入った…その中には多くの
外国人(英国人、フランス人、ポーランド人)」i.e.「NATOの作戦」
「米国の情報・監視・偵察(ISR)やNATOの兵器システムに依存」←「NATOによって運用」
「キエフのゼレンスキーのアドバイザーであるミハイル・ポドリアークは、キエフが
「西側パートナー」とこの攻撃について「協議した」ことを認めている」
「「西側パートナー」であるワシントン、ロンドン、ベルリンは、それを否定」
↑どう見ても嘘。∵NATOの関与ありきの作戦。→「西側が支援したキエフのテロ攻撃」
http://kawamomomurmur.blog.fc2.com/blog-entry-3089.html
「ウクライナのクルスク侵攻について米国がしらばっくれている理由を説明しよう(抄訳)」
cf. 実は、イギリスは*侵攻への関与を「自白済(∵ソースはロンドン・タイムズ掲載記事)」*。
### MoA/英国はウクライナのロシア侵攻に協力したと主張 (Iocom2 diary↑)  cf.   別の訳
### 「ウクライナのロシア侵攻は、ほぼイギリスの計画に従って行われた」 (マスコミに載らない海外記事)
### アメリカ、ドイツも(うっかり?)関与を自白済。
https://qrude.hateblo.jp/entry/2024/08/18/030000_2
「ジョー・バイデン米大統領は、ウクライナ軍によるロシア侵攻への米国の深い関与を認めた。
…「8月6日に始まった攻勢についてキエフ政権と「常時接触」していた」」
https://libya360.wordpress.com/2024/08/20/britains-kursk-invasion-backfires/
#### ↑和訳は ページ下方での「日本語」指定/ 手動でGoogle「サイト翻訳」を利用
「英国同様、当初は クルスクでの戦車の存在を誇らしげに宣伝していたドイツ は、現在では
代理戦争から決定的に方向転換している。」
## 仮定の話
「2022年3月に緩衝地帯が維持されていれば…砲撃はウクライナ領内に制限されていた」
### ↑イスタンブールでの合意寸前だった和平交渉での西側(⊃ウクライナ)の要求で、
### *交渉の前提として*ロシアはキエフ方面から撤退。後で(ウクライナ代表の署名すら
### されていた)↓合意文書が米英の圧力で反故にされたので、ロシアは「騙された」形。
「ロシア参謀本部の…物議を醸す決定」
## 今後の見通し
「ロシアは、いずれクルスクの悲劇を解決する」
「なぜこのような事態になったのか、そして誰がそれを許したのかという非常にデリケートな
問題は、決して消えることはない」→「(軍や諜報機関幹部の)首が切られる」
「次の侵攻はベルゴロドで起こるだろう」↔クルスク侵攻収束は「時間の問題」と見ている。
# cf. ロシア側の現場指揮官による強気/楽観的な見通し
https://webryhibikan.seesaa.net/article/504461468.html
「クルスク侵攻と↓ウクライナ戦の全体↓が今後2~3ヵ月以内に完了すると思う」
## ↕「「クルスク侵攻終了」→[ウクライナ戦全体の終了」」説の理由の一つ
https://webryhibikan.seesaa.net/article/504461513.html
「クルスクでの冒険の失敗はゼレンスキー政権の崩壊につながる」
## ↑(複数の論者が挙げる)もう一つの理由は、「ウクライナ東部戦線崩壊」の予想。
https://qrude.hateblo.jp/entry/2024/08/24/033000_2
# ↑西側主流メディア上の論説を含む同趣旨の見解に多数言及している記事。
「クルスク侵攻はドンバスの防衛から多くの兵力を奪い、もはやドンバスの前線を
維持することはできない。また、ドンバス防衛に不足している砲弾も流用された。
ドンバスのウクライナ側防衛線は現在、ロシア側が1日に数村を占領…崩壊しつつある」
「ロシアがドンバス攻撃からクルスクに兵力を振り向けるのではないかという期待も表明された。
しかし、クルスクでの作戦は、ロシア軍が自国防衛のために徴兵部隊の使用を許可されている
ロシアの地上にある。ウクライナ国内では、徴兵部隊が作戦に参加することは許されていない。
このため、ロシア軍は侵攻に対して使える大量の予備兵力を持つことになる。ウクライナの
侵攻を食い止めるには十分だろう」
cf. No. 2248 クルスク攻勢: 愚かな動き
「消耗戦における成功の鍵…は、欧米の論者がこだわる領土の占領ではなく死傷者数比率」
「クルスク攻勢における死傷者数比率は次の2つの理由からロシアに決定的に有利である。
第一に、事実上無防備な域をウクライナ軍は制圧したため、ロシア側の死傷者は比較的
少なかった。
第二に、モスクワは攻撃に気づくと、広々とした攻撃しやすい場所を前進中のウクライナ軍に
対してすぐに大量の航空戦力を投入した。当然のことながらウクライナの攻撃部隊は多くの
兵士と装備の大部分を失った」
「さらに悪いことに、キエフは最も必要とされているウクライナ東部の最前線から最強の
戦闘部隊をクルスク攻撃部隊に編入した。この動きにより、すでに圧倒的に不利な戦況が
さらにロシア側に有利に傾くことになる。クルスク侵攻がどれほど愚かな考えであったかを
考えれば、ロシアが不意をつかれたのも不思議ではない」
No. 2243 永遠の戦争は「完全なテロとの戦い 」になる 2024/08/19
# 「完全なテロとの戦い」は原文の「full War OF Terror」の訳語だが問題があるので後述
# 「証拠A」」:ウクライナ現政権が狂信的テロリスト集団であること
「サンクトペテルブルクで行われた海軍記念日のパレードの間にキエフの諜報機関が
プーチン大統領とベローゾフ国防相の共同暗殺を準備していた」
「ベローゾフ自身が、ペンタゴンのトップである武器商人ロイド・オースティンに電話」
+「キエフのチンピラどもを締め上げろ、さもなければ、と明言」
i.e.「モスクワがようやく大局を理解…テロ組織と理性的に話をするには、ある条件が
満たされれば容赦なく焼却処分すると面と向かって丁寧に伝える以外に方法はない」
# 「証拠B」:イスラエル現政権が狂信的テロリスト集団であること
「ネタニヤフ内閣の最も過激な二人(スモトリッチとベン・グヴィール)は同じラビに
従っており、そのラビ(ドブ・リオール)はアル・アクサ・モスクを爆破してユダヤ神殿を
再建し、パレスチナ人を追放するか皆殺しにし、来るべきハルマゲドンで勝利することを
望んでいる」i.e.「ユダヤ人至上主義…「我が闘争(ヒトラー)」…の逆バージョン」
→「この狂信的な暴徒を説得したり正気に返らせる方法はない」
# 結論
「抵抗の枢軸とキリスト教正統派ロシアは…ゲームをステップアップさせる必要がある」
# 表題中の war OF terror の訳語の問題:
# 通常「テロとの戦い」と訳される表現は "war on terror"。"war of terror" ではない。
# cf. DeepL の訳は「テロとの戦い」だが、「テロとの戦い」を英訳させると war on terror 。
# ペペ・エスコバルは意識的に war OF terror を war on terror とは別の意味で使っている。
# (これら2つの表現を使い分けている、同じ著者の別記事の存在で裏付けられた)。
# cf. 上記の別記事∈Cradleの和訳マイケル・ハドソン研究会
# なお、前記 A,B どちらの動きも*真の主体は米国*であることから、現状は*米国の*
# 永遠の戦争=通称「テロとの戦い(2001.9.11後の呼称)」の一環ではある。
# しかし、「ロシアや西アジアの「抵抗勢力」は、敵(米国+手先)が*テロリスト集団*
# である事を認識して、対決姿勢を従来より鮮明にすべき」との主張が、本記事の要旨。
# i.e. 記事の文脈では、*テロと戦う主体はロシアや西アジアの「抵抗勢力」*だから、
# 表題中の訳語である「テロとの戦い」は、主体が米国/ロシア+西アジアの「抵抗勢力」
# どちらだとしても違和感がある一方、両方とすることは論理的に無理がある。
# ∴私見では、Google翻訳の訳語「テロ戦争」あたりが、無難。
No. 2231 米国は日ごとに暴力的で危険な国になっている 2024/08/07
「「人権」の名の下に、ワシントンはすでに政権交代作戦やクーデター、さらには貧しい
国々への極めて暴力的な軍事侵攻を引き起こしている。しかし米国自身に関する最近の
人権報告書によれば、米国内で深刻な危機が起きている」
「2024年、人権、特に未成年者や特定の民族の権利の保護に関して、米国は危機的」
「学校での大虐殺、銃乱射事件、人種差別、警察による暴力は米国で日常茶飯事」
「米国の国家としての構造そのものが、過激な暴力の秘密活動に深く関わっている。
米国の警察と刑務所の制度は人権侵害に関与しており、外国人、貧困層、少数民族を
標的にして特に暴力的」
「ロシアのNGO『不正義と闘う財団』は、そのオンライン・アーカイブに米国やその他の
西側諸国における人権侵害犯罪に関する膨大な報告書を持っている」
「同NGOの代表であるミラ・テラダは、自身も米国の元囚人であり、アメリカ国家による
極端な暴力の被害者であるが、彼女は米国の犯罪の報告者」
「どの国もある程度の暴力問題を抱えており、この点の改善に努めるのは国家の義務」
「しかし米国は特に深刻なケースであり、これらの問題を修復するのに必要な政治的・
経済的資源をすべて持っているにもかかわらず、この点に関して何の努力もしていない」
No. 2229 中国は脱出速度を達成した 2024/08/05
# ↑cf. 別の訳SCFSCF
No. 2217 硫黄島2.0: この写真が語る物語とは? 2024/07/24
# ↑cf. 別の訳SCF (Iocom2 diary↑)
No. 2216 調停者ヴィクトルの平和シャトルの背後にある全体像 2024/07/23
# ↑cf. 別の訳SCFSCF
# 「モスクワで行われた3時間に及ぶプーチンとヴィクトルの調停者会談」
「プーチンの主な発言は次の3点である:
(1) キエフは停戦という考えは許さない。なぜなら停戦すれば戒厳令を延長する口実が
なくなるからだ。
(2) キエフが戒厳令を解除すれば、大統領選挙を実施する必要がある。現ウクライナ当局が
選挙に勝利する可能性は限りなくゼロに近い。
(3) キエフの兵器を追加するための休戦はあってはならない:モスクワは完全かつ最終的な
終結を望んでいる」
# オルバンの問題意識
「オルバンの3つのポイント
(a) ロシアとウクライナの立場は非常にかけ離れている。多くのことを行う必要がある。
(b) ウクライナでの戦争は、欧州経済とその競争力に影響を及ぼし始めている(EUの
「指導者たち」が否定しようとも)。
(c) プーチンが既存の和平イニシアチブ、停戦と交渉、そして戦争後のヨーロッパの
ビジョンについてどう考えているかを聞いた」
「彼はプーチンに3つの質問をしたと語った。
Q1 和平交渉が可能かどうか。
Q2 和平交渉開始前の停戦が現実的かどうか。
Q3 ヨーロッパの安全保障体制はどのようなものになりうるか」
# 「背後にある全体像」
「以上のことはすべて、プーチンが先月提唱し先週アスタナで開催された上海協力機構(SCO)
首脳会議でも主要議題となった新しいユーラシア安全保障システムの概念と結びつく」
「SCO地域対テロ機構を安全保障上のあらゆる脅威に対応する任務を負うユニバーサル・
センターに変える決定がなされた」
「すべては、2015年にプーチンが提案し、2018年にセルゲイ・カラガノフが構想した
「大ユーラシア・パートナーシップ」の概念から始まっている」
(A)「「ユーラシア大陸における外部勢力」の軍事的プレゼンスを「徐々に段階的に縮小」」
(B)「欧米に支配された経済メカニズムに代わるものの確立、決済における自国通貨の
使用拡大、独立した決済システムの確立」
(C)「国連憲章の原則と国際法のルールに基づく多極化した世界におけるグローバルな
安全保障アーキテクチャの基礎」
(D)「この新しいユーラシア安全保障システムの経済的・社会的基盤」
「6月14日にロシア外交官たちの前で発表されたプーチンのウクライナ和平案は
この全体像の下で理解されるべきである。オルバンは確かにそれを理解した」
「他のいかなる計画も(中国の修正案を除き、そしてそれがオルバンが北京に行った理由)
モスクワの観点からすれば的外れ」
# アメリカの次期政権と欧州の予想される動向
## 共和党(=トランプ)政権の場合
「NATOの役割」→「ヨーロッパにおける「補助」勢力」に
「ワシントンはドイツ、英国、トルコといった「基地の帝国」のノードを維持」
「地上軍、装甲車、大砲、兵站…高コストを含むものは…欧州…が負担」
「プーチンに「NATOを東に拡大しない」ことを約束」+「領土の譲歩を検討する」用意」」
「米国にとっての主な「脅威」はロシアではなく中国になる」
## 民主党政権の場合: 現在のシナリオの継続を試みるが、ロシアに拒否される。
i.e. 「朝鮮戦争のシナリオ」=「見せかけの停戦と、現在の前線の凍結」
「近い将来ウクライナが多少なりともNATOやEUに加盟する可能性を維持し、さらに
ロシアの西部戦線に再武装したウクライナ軍を温存するという「和平案」をモスクワが
受け入れる可能性はない」
「モスクワの絶対的な要求は、完全に非武装化された中立のウクライナであり、さらに
公的な非ロシア化政策の終結」
# まとめ: ロシア視点の「和平解決に向けた本当の条件」と当面の展望
(C1)「DPR(ドネツク)、LPR(ルガンスク)ザポロージェ、ケルソンの4地域が
*本来の行政境界線に沿って*ロシアに帰属すること」
(C2)「ウクライナが中立、非核、非同盟となること」
(C3)「西側の集団制裁がすべて解除されること」
(C4) 「ロシアの凍結資金が返還されること」
「どれをも実現するのはあまり期待はできないが、ロシアにはたっぷり時間がある。
今優先すべきは、来年10月にカザンで開催されるBRICSサミットの成功」
No. 2213 我々はNATOだ。あなたを迎えに行く。 2024/07/20
# ↑cf. 別の訳SCF(要約的抜粋含む)SCF
No. 2200 ジュリアン・アサンジ 2024/07/07
「ついに自由の身となるも、ジャーナリズムを実践して有罪」
[「エドワード・スノーデン」: ←現ロシア在住∵他の国への亡命申請が全て拒否された。
「犯罪を暴露することが犯罪を犯すこととして扱われるとき、あなたは犯罪者に支配されている」」
「オーストラリアは諜報機関も含めて米国の属国であり、民間人を守る能力はゼロに等しい。
本当の意味でのアップグレードは、真の主権国家に移ることだろう。ロシアのように。」
「とはいえ、ジュリアンがオーストラリアから出国するには米国の許可が必要だ。モスクワは
必然的に制裁の対象となり、立ち入り禁止の地となるだろう」
No. 2192 砕氷船が必要だ -- そしてより戦略的なパートナーシップも 2024/06/29
# ↑cf. 別の訳SCFSCF (Iocom2 diary)
No. 2183 危険に生きる夏 2024/06/20←達意の訳文。
# ↑cf. 別の訳SCF(要約含む) SCF (Iocom2 diary)、←達意の訳文∈SCF
No. 2175 アフガニスタンの正常化 2024/06/11
# ↑cf. 別の訳SCF (寺島メソッド翻訳NEWS)
No. 2171 ロシアと中国はもううんざりしている 2024/06/07 cf. 別の訳SCF

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