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(台湾)中華航空:新千歳~台北線が就航

2006-07-13 | Weblog
(台湾)中華航空:新千歳~台北線が就航 2社目の路線参入--背景に北海道ブーム /北海道

 中華航空(趙国帥(ちょうこくすい)社長)の新千歳―台北線が1日、就航した。同路線参入は、週9往復するエバー航空に続き2社目。

週6日の運航で1日1往復する。新千歳空港発着の国際線で複数の航空会社が競合するのは現在、同路線のみで、背景には台湾での北海道ブームの継続した高まりがある。【水戸健一】

 1番機出発を前に同空港ターミナルビル3階国際線搭乗口でセレモニーがあった。趙社長は「北海道は台湾の観光客が最も好きな観光地の一つ。定期便就航がかない光栄」とあいさつ。1番機(ボーイング737―800型機、定員158人)は午後3時過ぎ、乗客136人を乗せ、ほぼ満席状態で同空港を離陸した。

 札幌入国管理局千歳苫小牧出張所によると、北海道の自然や食に対する人気の高まりを受け、同空港国際線の外国人入国者は年々増加。国籍別でみると、05年は台湾からの入国者が最も多く、約8万5000人(前年比51%増)と全体の約4割を占めた。

 定期便の運航で先行するエバー航空は昨年12月、週5往復だった定期便を9往復に増便。中華航空は05年、台湾―北海道間のチャーター便1361便を運航したが、路線に安定した需要があると判断し、定期便就航に踏み切った。

 趙社長が掲げる初年度目標は「チャーター便を含め利用客10万人」。同社によると、05年に台湾を訪れた日本人観光客は約1万5000人で、北海道を訪れた台湾からの観光客数と大きな開きがあった。趙社長は往復で利用客がアンバランスになることを課題に挙げ、「もっと台湾を日本にプロモートしたい」と抱負を語った。

 セレモニーに出席した嵐田昇・道副知事も「北海道へ来てもらうだけではなく、台湾を多くの道民が訪れ、交流が活発化してほしい」と期待を込めた。

7月2日朝刊
(毎日新聞) - 7月2日13時2分更新


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