本日のブログは少々重い内容につき、少し心が疲れている方、辛い思いをされ
ている方はスルーしちゃってください。
又、今日のブログで使用している写真は、ブログの内容と一切関係はありません。
最近撮影した未公開写真を貼り付けさせていただいております。
我が家の向いに1人暮らしをしている爺さんがいる。このブログで、何度か
向井さん(仮名)という名前でご登場いただいている人物である。
奥さんを病気で亡くされ、息子さんは独立して家を出た。一人暮らしを始めら
れて約2年の月日が流れる。
奥さんを亡くされてからは日々老け込み、持病である糖尿病のせいもあってか、
歩くのもままならなくなってきている。最近は痴呆症の気も・・・
仕事一筋で生きてこられたのであろう。特別な趣味も無く、1日テレビを見て
過ごす生活を続けている。出かけるのは、コンビニに食事と酒を買いに行く時
のみ。
我が家の2階にあるベランダ(洗濯干し場)に出ると、真横に爺さんの家が見える。
日中は障子を閉めるてので部屋の中までは見た事が無いが、洗濯物の様子や
雨戸の開閉状態で、爺さんが元気かどうかが分かる。そして、そのチェックをする
事が、いつの間にか我が家の日課になってしまっていた。 余計なお世話か?!
10月25日土曜日、鉄道基地見学↓をしたその足で部長をスイミングスクールに
送り込み、家に帰ったのが18:30。 道端からふと爺さんちを見ると、洗濯物が
取り込まれておらず、干されたままの状態になっていた。
洗濯物、そう言えば昨日も干してあった様な・・・?!
爺さん、l今日も酔っ払って寝ちまったかな? 雨戸も閉めてね~し・・・
10月26日PM17:30、爺さんの様子が気になってベランダから覗いてみる。
辺りは暗くなっているのに、洗濯物はそのまま。部屋から電気も漏れてこない。
胸騒ぎがした。
チャイムを鳴らしドアを叩いて爺さんを呼んだ。 応答無し。携帯から爺さんちの
電話を鳴らすが人の動く気配がしない。
爺さんが倒れてたらどうしよう。苦しんでたらどうしよう。
爺さんの親戚に電話をかけ(何かあった時の為にと、以前に電話番号を聞いて
おいたのだ)、警察に通報してもらう。なかなか来ない警察に苛立ち、催促の
電話をコチラからも入れながらドアを叩いて爺さんを呼ぶ。 応答無し。
親戚の方に連絡をとってから2時間後、やっと来た警察官に事情を説明し、
爺さんの家の中に入ってもらう。
そこには、変わり果てた爺さんの姿が・・・・・
警察官から聞いた話だと、死後数日が経っていたそうな。
爺さん、気がつくのが遅くてゴメン。
昨日から今日にかけ、爺さんの親戚の方達からお礼の電話をいただいている。
息子さんも挨拶に来られ、お礼を言っておられた。
お礼なんて・・・・・。 助かったのなら素直に受け入れられると思うけど。
それよりも、爺さんが干した洗濯物を取り込んでやってください。
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今の時代誰も気づかない人多い
お爺さん死後数日経っていたけど
ほっくんぱぱさんのお陰で骨になる前に家族に看取られて良かったと思うよ
本当に良い事をしたよ
おじいさんも喜んでいると思います
お隣のお爺さんも、きっと感謝していますよ
ご近所にパパさんのような方がおられることが非常に助かっているんです。
余計なお世話なんてとんでもない!
もっともっとこういう方が増えて欲しい!と切に願っているんです。
独居老人がどんどん増える傾向にある現在、一人ではとても受け持ち地区内を回りきれない。
こういうことがあると、後に「民生委員は何をしてたのか?」と責められることも…。
もしかして亡くなられた前日に訪問されてたかもしれない。
そしたらしばらくは(一ヶ月近く)もう行かないのが実情です。
孤独死は家族が朝晩電話を入れることをしなければ、発見が遅れるものなんです。
ヘルパーさんは入っていなかったのかしら…。
新聞はとっていなかったのかしら…。
結果は残念に終わりましたが、パパさんが気付いてくださりこのご老人はじめ、ご家族の方も感謝しておられるはず。
「もう少し早く気付いていれば…」なんてご自分を責めないでくださいね。
ご家族の方のお礼の言葉も素直に受け取っていいと思います。
もっと古い時代には、こんな事少なかったのにね。
もっと回りの人達に関心をもって、町一番のお節介兄さんをめざしますね。
もっと人に関心を持たなければいけないと、反省する出来事でもありましたよ。
ただ願う事は、爺さんの旅立ちが苦しいものでなかった事だけ。
爺さん頑固だったから、ヘルパーさんとか断ってたんじゃないかな? 飲んだら死ぬと、医者に脅かされていたらしいんですけど、回りに煩く言う人がいなかったから・・・
ある意味、幸せだったのかな???
地理的な条件~見え易い~といっても
生活パターンを知っていて、最良の事を
されたと思います。
向井さんに。 合掌
ビジーな日々が過ぎ、
さっ、ほっくんパパさんのブログに癒されようと
覗きました・・・
うっ、重かった・・・(重いって書いてあるのに、あえて覗くか・・・)
一人暮らしの老人・・・
なんだか世の中・・・問題いっぱい抱えてますね。
一人暮らしの老人の訪問する民生委員の人も老人だったり…
いろいろ考えさせられちゃいました。
たまには、重い気持ちも分かち合いたいと思い。企みました~。
亡くなった事を何ヶ月も、何年も気付かれない社会って寂し過ぎますよね。皆で余計なお世話活動押し進めましょう。