箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

蹴上インクラインのねじりまんぽ

2024年07月03日 | 関西周辺のねじりまんぽ探索
今回は鉄道橋梁ではないですが、蹴上インクラインのねじりまんぽに行って
きました。(2022.04.17)
前に訪問時捩れたレンガ積みに興味をだき、ネットで少し調べてそのままでした。
鉄道(この場合インクライン)や車道と交差するトンネルが直角でない場合、
強度上の理由からレンガの向きを鉄道と直角にするため、レンガはねじれて
見えます。
斜架角(鉄道とトンネルの角度)や起拱角(トンネル側壁とレンガの角度)
の関係など、分かりそうで、やっぱり分からなくなる……そんな謎を秘めた
"ねじりまんぽ"です。



インクライン下のねじりまんぽ

南側坑口、隧道として立派な構えをしており、扁額もあります。


 坑口にある"ねじるまんぽ"の説明板

南側扁額、当時の京都府知事・北垣国道の揮毫で 「雄観奇想」 
意味は、説明板に詳しいので拡大してみてください。(北側も同様)

  
JR京都線の4橋梁より12年後の開業で、コンクルートに切り替わる時期です。

西側壁

東側壁

北側坑口

北側坑口

北側の扁額、ほとんど消えかかっていますが、こちらも北垣の「陽気発處」 
帰りは三条通リから白川に沿って、阪急京都河原町駅まで歩きました。



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