箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

世にはばかれるワルナスビを観察してきました

2021年10月03日 | 近所歩きの草花たち
散歩していると、どこかでいつも出合うワルナスビ、いつもは通り過ぎますが
今日はじっくり観察してきました。(202.09.29)

ナス科ナス属ワルナスビ(悪茄子)

「ワルナスビ」は牧野博士の命名だそうです。

悪さ加減は、①繁殖力がとても旺盛、②実にも葉にも茎にも毒がある、③茎と
葉にトゲがあるなど。
繁殖力が極めて旺盛で、地下茎や種子で猛烈な勢いで広がり、根絶が難しい
非常に厄介な雑草です。
根茎は、掘り起こして除去しても残った根から、以前よりも数倍増えるそう
で、「根絶」は困難らしいです。

白い花と黄色い雄しべが印象的できれいな花、とても「ワル」には見えません。

黄色の雄しべと、先端が緑色の雌しべがはっきり分かります。
雄しべは5本、パイナップル状で先端の穴から花粉を出すそうです。
花粉は、ハナバチ類の羽の振動で放出されるそうですが、詳しいことは
分かっていないとか?
先端が緑色のものが雌しべですが、雄しべとの間隔が短いと自家受粉
しそうな?自家不和合性(何のこと)は?、など疑問が残りました。



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