故郷の山・弥仙山に登ったおり、鬼が悪業を改めたという「改心の道」を
知り、今回歩いてきました。(2009.11.22)
弥仙山の南西方向にある蓮ヶ峯を通って施福寺に至る修験回峰の道が、
かつてあったとのことです。
いつか歩きたいと思っていたところ、京都山友会編「京都ふるさと登山50選」
いつか歩きたいと思っていたところ、京都山友会編「京都ふるさと登山50選」
に"蓮ヶ峯*弥仙山"の記事があり、なんとか歩けるだろうとこのたびの実現に
至ったわけです。
山行日 2009年(平成21年)11月22日 単独
行程 JR宝塚発(6:25)~福知山経由JR梅迫着(9:03)タクシー~施福寺
山行日 2009年(平成21年)11月22日 単独
行程 JR宝塚発(6:25)~福知山経由JR梅迫着(9:03)タクシー~施福寺
発(9:20)~改心の道出合(13:55)~上林小学校着(15:15)~バス発
(15:59)~綾部・福知山経由JR宝塚着(18:51)
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事前に予約しておいたタクシーで、JR梅迫より上林十倉に抜ける黒石峠の
施福寺に。一面の濃霧で心配していたら、運転手さんに「朝霧は晴れになり
ますよ」と言われ気分をよくして出発です。
施福寺の登り階段の横に「コウヤマキ」が…綾部の古木・名木100選、幹周
施福寺の登り階段の横に「コウヤマキ」が…綾部の古木・名木100選、幹周
3.7m、樹高27mとありました。
”八葉ケ峯(蜂ケ峰)の中腹に、東照寺、西照寺その他十二ケ寺が建立された
が、年月を経て荒廃した。よって東照寺は、井根の日円寺へ、西照寺は施福寺
へと言い伝えられる” 「綾部の文化財」より
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施福寺の右手より谷沿いにしばらく進むと林道に
ほんの少し歩いて左折、送電鉄塔に沿ってまばらなテープとかすかな踏み跡
ほんの少し歩いて左折、送電鉄塔に沿ってまばらなテープとかすかな踏み跡
をたどって登ります。
鞍部の鉄塔に着き三等三角点・点名上杉を探しましたが、ヤブに覆われていた
鞍部の鉄塔に着き三等三角点・点名上杉を探しましたが、ヤブに覆われていた
ためあきらめて、ここから稜線に乗り右折(東進)して縦走開始です。
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蓮ヶ峯直前で右手に関西電力の反射板が、行程の4分の1くらい?
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蓮ヶ峯の標識、後にも先にも文字板はここだけでした。
計画より30分遅れ、踏み跡はないものの快適な稜線歩きもありました。
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点名東八田村の二等三角点、舞鶴湾が見えるはずですが木立ちで
展望はありませんでした。
ボロボロにちぎれたテープや境界標をたよりに稜線を辿ります。
幾度か迷いましたが、GPSによりルート修正ができました。
幾度か迷いましたが、GPSによりルート修正ができました。
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最後のピーク P551
点名東八田村からは比較的ヤブも少なく、弥仙山を樹間より垣間見ながら
点名東八田村からは比較的ヤブも少なく、弥仙山を樹間より垣間見ながら
歩きました。長老ヶ岳や頭巾山と思われる山も望めました。
(後日、カシミール3Dで"見えます"を確認)
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ここから下るとやっと「改心の道」、ところが最後は猛烈な茨の藪…
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手前盆地の小山は古城山で下山地点です。計画より1時間遅れました。
天候にも恵まれ(曇り時々晴れ)改心の道に出たときには心底ホッとして、
天候にも恵まれ(曇り時々晴れ)改心の道に出たときには心底ホッとして、
同時に達成感を感じました。いつか大栗山(大栗峠)を辿りたいです。
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元権現跡展望所、今は木々が茂ってあまり展望はよくありません。
熊に襲われないか、猟師に誤射されないかと心配でしたが、鹿に3度ほど
熊に襲われないか、猟師に誤射されないかと心配でしたが、鹿に3度ほど
遭遇したのみでした。
一部ルートファイティングもありましたが、静かな自然に包まれたよい
山行であったと満足しています。
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