ふざん<書道WEB>

書道は漢字文化から発生した東洋の文明=哲学文化遺産であり、芸術=ARTよりも奥が深い。(2014.2.13記載)

スーパームーン百人一首(壱)

2016-02-16 20:45:37 | スーパームーン百人一首


















51藤原実方朝臣 「 かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしも知らじな もゆる思ひを」


050藤原義孝「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」


049大中臣能宣朝臣「御垣守 衛士の焚く火の よるは燃え ひるは消えつゝ 物をこそ思へ」


048源重之「風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ くだけてものを おもふころかな」



 
047恵慶法師「八重むぐら しげれる宿の 寂しきに ひとこそ見えね 秋は来にけり」

 
046曽根好忠「由良のとを わたるふな人 梶をたえ ゆくえも知らぬ 恋のみちかな」

 
045謙徳公「あはれとも いふべき人は おもほえで 身のいたづらに なりぬべきかな」

  
044中納言朝忠「あふ事の 絶えてしなくば なかなかに 人をも身をも うらみざらまし」

  
043中納言敦忠「あいみての のちの心に くらぶれば むかしはものを 思はざりけり」

  
042清原元輔「契りきな かたみに袖を しぼりつゝ すえの松山 浪こさじとは」

 
041壬生忠見「恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり ひと知れずこそ 思ひそめしか」

 
040平兼盛「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は ものやおもふと 人のとふまで」

 
039参議等「浅茅生の 小野のしの原 しのぶれと あまりてなどか 人の恋しき」

 
038右近「わすらるゝ 身をば思はず 誓ひてし 人のいのちの 惜しくもあるかな」

 
037文屋朝康「しらつゆに 風のふきしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞちりける」

 
036清原深養父「夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ」

 
035紀貫之「ひとはいざ 心も知らず ふる里は 花ぞむかしの 香ににほひける」

 
034藤原興風「たれをかも 知るひとにせむ 高砂の 松もむかしの 友ならなくに」

 
033紀友則 「ひさかたの 光のどけき はるの日に しずこゝろなく 花の散るらむ」

 
032春道列樹「山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみじなりけり」

 
031坂上是則「あさぼらけ 有明の月と みるまでに よし野の里に 降れる白雪」

 
030壬生忠岑「有あけの つれなく見えし わかれより あかつきばかり 憂きものはなし」


 
029凡河内躬恒「こころあてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる しら菊のはな」

 
028源宗于朝臣「山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬとおもへば」

 
027中納言兼輔「みかの原 湧きてながるゝ いづみ川 いづみきとてか 恋しかるらむ」


    
 026貞信公 「小倉山 峰のもみじば こころあらば いまひとたびの みゆき待たなむ」


 

025三条右大臣 「名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」


 MH024もみじの-sh 
024菅家 「このたびは 幣もとりあへず 手向山 もみじのにしき 神のまにまに」



 023大江千里 「月みれば ちゞにものこそ かなしけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど」

  MH022むべ山風-sh 
022文屋康秀 「吹からに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ」



  MH021ありあけ-sh 
021素性法師 「今来むと いひしばかりに なが月の ありあけの月を 待ちいでつるかな」


  
MH020みをつく-sh 
020 元良親王「わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ」

 
   
◆MH019-s逢はでこ
019 伊勢「なには潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこのよを すぐしてよとや」 
 



 
◆MH018ゆめのか-s
018藤原敏行朝臣「すみの江の 岸による浪 よるさへや ゆめのかよい路 人めよくらむ」   




 
◆MH017からくれ-s
017在原業平朝臣「ちはやぶる 神代もきかず たつた川 からくれないに 水くゝるとは」  




 ◆MH016まつとし-s
016 中納言行平「たち別れ いなばの山の 峰におふる まつとしきかば いまかへりこむ」

 
◆MH015わが衣手-s
015 光孝天皇「君がため 春の野に出て 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつゝ」 

014 河原左大臣「みちのくの しのぶもぢずり たれ故に 乱れそめにし われならなくに」  

  
◆MH013恋ぞつも-sc  
013 陽成院「筑波嶺の みねより落つる  みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」

 ◆MH012をとめの-s
012 僧正遍昭 「天つ風 雲のかよい路 吹きとじよ をとめのすがた しばしとどめん」 

 ◆MH011人には告-s
011 参議篁 「 わたの原 八十島かけて 漕ぎこき出でぬと 人には告げよ あまのつりふね」 

◆MH010知るも知-s
010 蝉丸  「これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも 逢坂の関」   

◆MH009わが身世-s
009 小野小町  「花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」 

 ◆MH008世をうじ-s

008 喜撰法師  「 わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうじ山と ひとはいふなり」 

  ◆MH007三笠の山
007 安倍仲麿  「あまの原 ふりさけ見れは 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」

 ◆MH006白きを見-s
006 中納言家持  「 かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見みれば 夜ぞふけにける」   

 ◆MH005こえきく-s
005 猿丸大夫 「 おくやまに 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の こえきくときぞ 秋はかなしき」


004 山辺赤人 「田子の浦に うち出でてみれば しろたえの ふじのたかねに 雪はふりつゝ」   

 ◆MH003ながなが-s
003 柿本人麿 「あしひきの 山鳥の尾の しだりをの ながながし夜を ひとりかも寝む」

 ◆MH002衣ほすて-s
002 持統天皇 「 はるすぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」

 
◆MH001わが衣手-sc
001 天智天皇  「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつゝ」


 

         ◆     
品質/サイズ: s=雅仙紙/    sc=色紙/   sh=半紙/