ふざん<書道WEB>

書道は漢字文化から発生した東洋の文明=哲学文化遺産であり、芸術=ARTよりも奥が深い。(2014.2.13記載)

ことわざ~かるた(50音-1)

2016-03-12 16:17:16 | 五十音かるた



<あ>

ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
【意味】相手の言うことに対して、あれこれと理屈を並べたり、言葉尻をとらえたりして、口答えをすること。
 
開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたんもち)
【意味】自分の開いた口へ、向こうからおいしい牡丹餅が入っているということで、努力しないで思いがけない幸運が入ってくるといいう意味。
 
●阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
【意味】誰かと協力して物事に取り組む際、互いの呼吸や調子などがぴたりとあうこと。
【用例】同期の同僚と一緒に仕事をする時は、いつも阿吽の呼吸になるので、スムーズに進む。
 
青菜に塩(あおなにしお)
【意味】青菜に塩をかけると、水分がとんでしおれてしまうということで、急に元気がなくなって覇気がなくなってしまう様。【用例】
 
青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりもあおし)
【意味】染料の青(紺)色は、藍の葉から取っていて、その染料で染めたものは原材料である、藍の葉よりもきれいな青となった。
転じて、弟子が師匠より優れていることに使わることが多い。
 

●赤子の手をひねる(あかごのてをひねる)
【意味】抵抗することができない、赤ん坊の手をひねるように、簡単にたやすく、力量の劣る相手を負かせられるという例え。
【用例】将棋の対戦相手が初心者なら、赤子の手をひねるようなものだ。
 
仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
【意味】反省してみて心にやましいことが無ければ、天を仰ぎ見ても恥ずかしいと思うことが無く、自身が潔白であるという意味。
 
商い三年(あきないさんねん)
【意味】商売は始めてから3年は辛抱しなければ利益を上げるまでに至らないという意味。
 
秋の扇(あきのおうぎ)
【意味】夏の間は重宝された扇が秋になると不要となるように、男性からの愛を失って見捨てられてしまった女性の意味。
 
●足元から火がつく(あしもとからひがつく)
【意味】災難や危険が身の回りで起こり、身に迫ること。
 
●頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
【意味】悪事や欠点などの一部しか隠していないのに、全て隠したつもりでいる事の愚かさをいう。
 
愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
【意味】人から愛を多く受けたり、かわいがられたりすると、他方で必ず妬まれたり憎まれたりするようになり、結局は不幸になりかねないので、注意しなければならないということ。
 
挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
【意味】争いごとが起きた時、喧嘩や口論などの仲裁をしてくれる人は氏神様のようにありがたいので、その人の調停に従った方がよいということ。