わふわふの四方山日記

諸行無常の人生について色々書いてます。

いつくるのだ、その限界とやらが

2019-07-27 14:42:34 | 高校野球

 

佐々木くんという、高校球界を代表する天才投手が、甲子園出場が掛った県の決勝大会にて登板せず、チームは敗退の憂き目に。この事態を受けてメディアや高校野球ファンたちが大騒ぎ。

 

以前から肩・肘の不調が囁かれており、将来を考えて不登板止むナシとの声有れば、一生の檜舞台である甲子園出場の為あれば何が何でも登板すべきだったとする意見も噴出。収拾がつかない。

 

個人的見解を述べるべ。彼の所属する大船渡高校は県立、すなわち公立高校である。公立高校において、部活動は勉学に優先するものではないハズ。活動予算も練習時間も常識の範囲内でなくてはならない(実際に守っているかどうかはさておき)。

 

その公立高校が、甲子園に出られないからといって責められる謂われは無ぇ。地方大会の決勝に駒を進めただけで称えられるべきだろうよ。予算も選手層も上回る私立高校と向こうを張った。もし投げて負ければ余計禍根を生むだろう。

 

もし大船渡高校が私立ならば、監督は登板を命じたろうし、佐々木くんも自ら志願したに違いない。予算と人員を注いだ野球部は、どんな犠牲を払っても甲子園に行かねばならぬ。たとい再起不能になったとて覚悟の上。母校の名誉そして野球部員とその家族の想いを無碍にはすまい。

 

残念無念、大船渡高校は私立高校では無かったのだ。この事実こそが全てであり、議論は成り立たぬモノと解されよ。物事は諦めが寛容であるからして。

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