( 築10年・2世帯使用だった家をリノベーション:高輪の家 )
高輪の家は、2世帯住宅として作られた家を、施主(ご夫婦とお子さんひとり)が購入されたものです。
購入してからずっと奥様は、家族3人にはとても使いずらいこの家をなんとかしたいと考えられていました。
でも、いくら考えてもどうしていいかわからなくて悩まれていらっしゃいました。
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『2DK』をふたつ積み上げたような家でした。
部屋数だけを満たし、『暮らしやすさ、住みやすさ』 という事を考えないでできた、典型的な家でした。
家族3人で住むには、細かい部屋ばかりで、どこにどう居たらいいかわかりません。
部屋ごとに区切られているから、家族の存在もばらばらになるし、光も空気も淀んでいました。
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住んでいる家がどうにも「自分と合ってない」と思っても、「どうしたらいいの?」「いったい何ができるの?」という事は、なかなか想像するのは難しい事です。いや、かなり難しい事です。
「壁を無くす事はできるのだろう」という事はわかっていても、「どこの壁も壊していい」わけではありません。
となると、「この家」の形が頭の中で固定されてしまい「何も変わらないんじゃないか」というふうに考えてしまいます。
たとえば・・・・
( 高輪の家 工事前の玄関と廊下 )
この絵は、高輪の家の工事前の玄関入ったところです。
どんな気持ちになりますか?ちょっと重苦しい感じになりませんか?
玄関からクツを脱いで上る部分が廊下の幅しかありません。
すぐ脇に階段があり、階段と玄関を仕切る壁があります。
その壁があるために「下駄箱が使いにくい」のも奥様の悩みのひとつでした。
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これと同じ状況の家があります。玄関部分と階段を作り変えました。
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廊下を進むとすぐ1階のキッチン(DK)に入るドアがあります。こうゆう狭い場所でひらいたドアがそこにある事がじゃまになります。さらに右に曲がって部屋の中に入ります。
狭い上に、壁やドアの存在が邪魔、そして導線がすっきりしない・・・
きっと、暮らしていてとてもストレスだったと思います。
でも、これをリフォームしてどうにかなると、想像がつくでしょうか?
難しいですよね。
でも、こうなりました。
( 計画案 )
( 高輪の家 工事後の玄関から見た廊下と階段 )
元は2世帯住宅でしたから、1階に風呂と洗面がありました。
それを無くし、真っすぐの廊下を作り、廊下にそって家族の個室3つ作りました。
階段も作りなおしました。
この形をつくるためには、家全体の構造を考えながら、構造に必要な壁を他の場所に移したりしなければいけません。
構造と必要な機能と希望とを重ね合わせる事は、絵のない”無地のジグソーパズル”をやっているようです。
でも・・・
そうやって、その家の構造と、その家の持っている特徴を丁寧にひもといていけば、「こんなふうにできたらいいな」と思う事のかなりの事は実現できます。
解けない間取りは無い
と思っています。
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