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テツトリ(鉄撮り)少年に出会った

 

「鉄道ですか?」

 

写真を撮っていた私に、少年が声を掛けてきた。

 

線路脇の花を撮ったり、花の背景として電車を撮ったりしたのだが

その少年が1眼レフカメラを持ってうろうろし、電車の写真を撮っているのに気が付いていた。

 

「鉄撮り君か・・」

 

彼も私の事はわかっていたはずで、なんとなく近づいてきたのだろう。

 

小学生だろう。

聞くと、近所ではなくて駅で2つ3つ離れた街から来たそうだ。

 

「鉄道ですか?」と聞かれて

「いや、花とか風景とか・・・」と答えた。

 

仲間ではない事が残念だったかどうかはわからない。

 

「〇〇という写真家知ってますか?」

と彼が言った。 鉄撮りには有名な人らしい。

 

彼は、その写真家の写真に感動して、鉄撮りになったらしい。

 

素晴らしい事だよね。

何かに感動して、夢中になれてる事。

そして

子供なのに大人に平気で声掛けてくるなんて

まったくすごいよ。

私が子供時にそんな事、できなかった。

 

まあ、今も人に話しかけるのは得意ではないが・・(笑)

 

彼は、なかなかうまい電車の写真が撮れなくて悩んでいるようだった。

写真の技術的な事はアドバイスしてあげられないけど、

電車を撮るのいい場所を教えてあげた。

 

私なりの電車の撮り方の話しもした。

 

そのうちの幾つかは彼もやっているらしい。

す、、、すごいじゃないか、少年!

電車そのものだけを写すのではなくて、

風景や何か別のものと絡めて電車を撮る事を

「ゆる鉄」 というらしい。

 

ほぉ~ そうゆうジャンルもあるんだ。。

 

そんなこんなで立ち話を5分ほどした。

なんか・・・

見知らぬ少年と、電車や写真の事で語れるなんて

うれしい~^^

 

これだけで 今日という日の価値があったように思う^^。

 

**

何かに夢中になれるって、本当に素晴らしい。

鉄撮り君は、一人で離れた街にやってきて写真を撮り、うまく撮れない事に悩み、鉄撮りかどうかわからないけど写真撮ってる見ず知らずの大人に声掛け、、、

彼の1分1秒を、一生懸命 生きているんだと思う。

(本人は、そんな事は考えてないでしょうね、当然)

 

昨日書いた「物欲」の話もそうなんだけど、

自分の好きな事に夢中になっている、いわゆる「オタク」と言われる子達は、悩んでも行動せず「どうせ・・」と言ってる大人達より、よっぽど いい時間 を持っていると思う。

 

みんな、子供の時には、なにかしらそうだった。

自分の好きだった事、、、もう一度思い出してみたら・・・

あの時みたいに、熱いものが動き出すかもしれない。。

 


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