------------------------------------
残工事があり立会に行きました
内部の壁や鉄骨部分の塗装をしないまま引き渡し。その後、施主Hさんご夫婦がご自分達で仕上げをする事になっていたんですが、諸々の事情と時間がないことで、それを業者さんに頼まれ、やっと引越し間際に完成(?)していました。
そしてでき上った家は・・・・・
カフェのような家 になっていました。
部屋に入ると、いい音楽が流れコーヒーの匂いがしてきそう。
自分達で仕上げをするというのは、面白い反面、大変な事です。職人さんは、やはり職人さんなのです。だからこそお金払う意味がある! Hさんとお話していて、引っ越しまでに内部の仕上げが終わらない事は、とても心を重くしていたようです。
だからこそ、一応内部が仕上がって、本当にホッとしていらっしゃるようでした。
出来上がりの室内は、「自分達がイメージしていたものが実現できた」'との事。
安心感と満足感・・・いい笑顔でした。
****
階段の脇の壁に作った棚には、本やCDや小物が並べられ、とても楽しそうでいい感じです。
「まだまだなんです」と奥様
「徹底的にやりましょう!お店のように!」と私
階段まわりは、出入りする部分以外はガラスの壁となっています。ワンフロアーの面積は約6坪(約12帖)・・・それには階段も含んでいるわけですから、そこを壁で区切ってしまうと息苦しくなってしまいます。部屋の広がりと上からの明かりを取り込むためのガラスの壁ですが、そのおかげで、階段の楽しい雰囲気はどこからでも見える事ができるようになりました。
2階から3階を見上げます。木のルーバーを通して、やさしい光が満ちています。内部が白くなった時、こんな風になる事は、設計の時からイメージしているわけですが、なにしろ引き渡しをした時は、壁はプラスターボードのまま、鉄骨はグレーのサビ止め塗装のまま・・・暗~い感じでした。荒々しい雰囲気・・・倉庫のような雰囲気・・・それはそれであり得るのですが、新築ですし、やはりこのほうがいいですね。
普通、私達は現場に居て、変わっていく様子を見て、知っているわけですが、今回ばかりは、その中間をはぶかれて、劇的に変化した姿を見ることになったわけです。
「あの(倉庫のような)家はどこにいった=」 っていうくらい、変わったのです。とてもうれしい変化です。
でも、まだまだ、完成ではありません。流し台の前の壁にタイルを貼っている最中でした。そしてこれからあちこちに棚を作るとの事・・・・ でも、ほんとうに 楽しい家 になりました!
優しく温かな家になった minika ・・・そして、これからいろんな事をしたくなる楽しい家になりました。
もうしばらして、荷物が納まった時、また伺いたいと思います。
****
HP minika(ミニカ):ガレージのあるH氏の小さな住まい
ブログカテゴリー [Works]minika