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家に命が宿る時

Toriushi111201

鳥牛之家・・・今日、区役所の完了検査を受けました。

特に問題なし。

やましい事もないし、当然なので、特に感慨もないです。だけど、検査って何回やってもなんとなく嫌なんだな~・・。

その後、みどり建設 石井さんと仕上げ等について最終チェック。つまり設計事務所の検査なので、今度は逆の立場になって、石井さんには、嫌な事 なんだろうな~なんて思ったりして・・・。

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家の中で、「もう終わりですね~早いですね~」なんて話をしていて、、、「サヨナラ!」って家に向かって石井さんが言いました。

現場が終わる時って、、作る側にとっては、つまんなくて、寂しい 時です。仲のいい友達が引っ越しちゃった時みたいな気持。。(?)

今までは 「現場」であって、ぼくらにとっては、「自分の現場(場所)」だったのだけど、引渡をしてしまうと 「○○さん宅」になってしまいます。

せっかく一生懸命やって作ってきたのに ひと(施主)のもの になってしまうんです。^^

別に愚痴を言うわけではなくて、、、「つまんない」っていうのは、そんな事なんです。ある意味、夢中で遊んでいたオモチャを取られてしまう気分(?)・・・^^;

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家の中は、完成しているけど、ガランとしていて、さすがに杉板の床であっても冷たくて、家にはまだ「命がない」っていうふうな感じがします。

施主の鳥さん牛さんが引っ越してきて日々の暮らしが始まるとともに、家に命が宿る のだと思います。そうしたら、この家もまた違って見える事でしょう。

鳥牛之家に命の火が灯るまで  あと17日。。

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来週、天気を見て、写真を撮ろうと思います。事前チェックとして、広角レンズでの写り具合を試しました。

OLYMPUS E-520 + 9-18

石井さんも、ぜひ一眼レフカメラを!^^

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12月17日(土)鳥牛之家オープンハウス ⇒ 鳥牛之家 オープンハウスのご案内

ふたりのささやかな棲家 > 鳥牛之家

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東京 暮しリノベーション > 志田茂建築設計事務所

思い描く暮らしの物語がはじまる上質な場 をつくります。

コメント一覧

しだ
池上君 ありがとう。
>僕の現在の仕事でも、そんなときあります。

暑い時も寒い時も、搬入取付の時も、大変な仕事だもんね。作った物には思いがこもっていますね。でも、作る人が、終わって「あばよ」って言って涙するもので出来上がる家は、いい家だと思います。

これからも、ひそかに、、そして たくさん涙してください!^^
you1
お世話になります、池上です。
ひと(施主)のもの になってしまうんです・・・分かります。
僕の現在の仕事でも、そんなときあります。
そんな時は、こっそり涙を拭きながら、「あばよ」・・・って感じですね(笑)
僕の仕事は現場での一部分なのです・・・もう次の工程の人が
待ってますので、ばたばたですけどね。
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