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昨日、現在リフォームの設計中のTさんご家族に、同じように 住宅リフォームの 杉並の家R のSさん宅を見ていただきました。
Tさんとの打合せの中で、(オープンハウスの時にはご都合が悪くて来ていただけなかった) 杉並の家R が可能なら見てみたい との話が出たので Sさんにお話すると 心良く了解してくださいました。
Tさんご夫婦は、私のHPでも 杉並の家R のページをよくご覧いただいていたので、「これが あれね!」という感じで、写真と現物を重ね合わせながら実感していただけました。
住宅を全面的に改修する場合に、それまで部屋の仕切り壁の中にあった 柱 や 梁 が露出する場合があります。Tさんのリフォームの場合にも、一部 そうゆう状況があるので、実際に柱や梁が露出している 杉並の家R を見て 「こんなふうになるんだね」 と知っていただけた事もよかったです。
そうゆうのが嫌いな方もいらっしゃるとは思いますが、部屋の仕切りをなくす以上しかたない事です。家を支えている構造体が露出するのは、家自体を身近に感じてもらえると思うので、私は むしろ「いい事」だと思っています。時々 「頑張ってるね!ありがとう!」と、声を掛けてやって欲しいくらいです^^。Tさんご夫婦は、そうゆうものを 「カッコイイね!」と言われました。きっと、Tさんは、そうゆうふうにやってくれるはずです。・・・・ね?
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ご自分の家を考えている人が、他の人の家に行って絶対に聞いてみたいだろうと思う事・・・
「住みごこちはどうですか?」
Tさんは Sさんに聞かれました。 ちょっと冷や冷やでしたが、「とてもいいですよ!」とSさん。 設計者を前に 「いや、、ちょっと。。」とも言えないでしょうけど、、Tさんが帰られた後 Sさんご夫婦とお話していた中でもそう言われていたので、間違えないと思います。^^ (ありがとうございます!)
1年経った頃、ご主人Sさんは、床の杉板に、ちゃんとワックスを掛けられたそうです。そんなふうに大切にしてくださるのだから、リフォームして生まれ変わった家は、幸せです。
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写真は、完成から半年後の時のもの。 Sさんのお子さんTくんは、この家でノビノビと走りまわり、飛び跳ねています。床の杉板は、もうあちこち傷やへこみだらけ。でも、それは嫌なものではなく、この家の質感とでもいうような感じがします。そして、Tくんはもとより、マンション住まいだった時の下階の人への配慮とそのためにTくんを怒る必要がなくなったご夫婦にとっても、幸せな印なのかもしれません。
2世帯で住むために実家を大規模改修(リノベーション) 杉並の家R
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志田茂建築設計事務所