土佐のおきゃく-9

始めは帯屋町のアーケード。

夏とは逆方向に踊りました。

















うふふ、そねちゃんも相当緊張してるね







この中にいたのね・・・。
この中で踊っていたのね・・・。
わたし・・・・・・・・・・・・。
いまだに信じられないよ・・・。








これは演舞前かな？　ＣちゃんもＭちゃんも余裕のはちきんスマイル
（現江戸ほにです）





私にとって、やはり「ほにや」は雲の上の存在なわけで・・・。

そんな「ほにや」の中で踊るなんて事は夢のような話だったのです。

始め、江戸ほにが結成された時に練習して少しずつ「夢見聞録」を踊れるようになってきた段階で、幸せいっぱいでした

大好きなほにやを踊れる！！

これだけで本当に満足だったんですよね～


でも、江戸ほにも「土佐のおきゃく」で踊れることになったと聞いて私はかなり考え込んでしまいました。

もちろん、嬉しくて舞い上がりたい気持ちなのですがそれ以上に「ほにやの質を落としてはいけない」という気持ちが大きくて、自分がその中に入るのは自分が許せなかった・・・。

「質を落さないように自分が頑張れ！！」とは考えられなかった。

正直頑張ってどうにかなるものじゃないと思ったから・・・。

なので、一度自分は辞退したいと申し出たのです。


だけど、やっぱり違うのです。

今回は踊り子さんとしての参加なのです。

観客としてほにやを眺めるファンの心理とは全く別の物。

この切り替えが私にとって一番の苦労でした。

というか、切り替えができなかったからあんなに緊張したんだと思います。

踊ること自体はとても楽しいし大好きなのですが、ほにやで踊るとなると心構えが相当必要だったのです。


数年前に高知で一般参加で正調を踊った時のように気楽に楽しく参加するわけにはいかなかいもんね。




そして、本番・・・・・・・・・。

まず、観客の方々が思った以上に内側に出て来ているので手を伸ばしたりするとぶつかってしまい、ぶつかったというだけで頭が真っ白になり振りが飛んでしまいました。
（私は左の外側の列）

手が（鳴子が）人にぶつかっちゃう！と思うと必然的に振りも小さくなってしまい、そうすると歩幅も小さくなる。
すると人より一歩遅くなって列を乱してしまったりということも・・・。



なんだか狭くて踊れないし歩幅は遅れるし錯乱状態で進んでいると今度は


　　じ・て・ん・し・ゃ・・・・！！！　　




踊っている横を「自転車」を引いている学生が通るんですよっっっ


これまたぶつかれば危ないので、手は伸ばせない・・・。
まーっ！！自転車にはあせったあせった



でも、そんな緊張感の中でところどころ「こちさん」が

「ゆみたか～っ！！」

「かおる～んっ！！」

「そねちゃ～んっ！！」

と激を飛ばしてくれて

これも、始めはびっくりしてよけい頭が真っ白になりつつもそのおかげで少しずつ、緊張がほぐれてきました。

そして、少し余裕が出て来ると回りが見えてくるんですね。

知り合いの顔と目が合うと本当にめっちゃ嬉しかったです。

これが踊り子さんの心境なのかな～


緊張感がほぐれてくると

「ん～　もっと広ければちゃんと踊れるのにーっ」

なんて図々しいことを考えながら踊っていました。




演舞終了後・・・９回踊ったらしいけど全然疲れなかったです。

それよりもっともっと踊りたい（踊りなおしたい）と思いました。


そんなこんなで、初回の演舞は無事？？？終了。


追っかけ隊のデビューを見守って元気な声援をくださったこちさん。

ビデオを回してくださった道頓堀さん。Ｋ原さん。東奔西走さん。

その他、温かく見守ってくださった皆さん。


　本当にありがとうございました。　




これも演舞前。
どこをどうやって帯筋を歩いたのかよく覚えておりません。







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