ほんのり幸せな日々

猫と一緒の毎日は、ほんのり幸せ。

留守宅に、誰が。

2006-12-03 | 猫たちの事

九州に住む姉から携帯に電話が。  

 

「アンタ、今どこにいるの? 家?」

 

「ううん、まだ外だよ。

 

「さっきからアンタんちに電話してるんだけど、おかしいのよ。

かけるたびに誰か出るんだけど、こっちの問いかけには一切答えずに、

電話の向こうで2、3人でボソボソ話してるのだけが聞こえるの。

で、そのうち切れちゃう。

アンタが今外にいるなら、電話に出てるのは誰なのよ?

 

 

な、なんですと   

 

またそんな、恐ろしいことを。 

最近多忙を極めている彼が、先に帰っているとは考えられません。

もしも彼が家にいたとしても、家の電話には出ないはず。

 

 

家に着いた私は鍵を開け、誰もいないはずなのに誰かが電話に出るという、

世にも恐ろしい部屋に足を踏み入れた・・・。

 

 

誰かが潜んでいるかもしれないと思い、玄関で傘を手に取りました。

幸か不幸か、我が家には金目のものは全く無い。

泥棒だとすれば、さぞかしガッカリしたことでしょう。

 

ただ、息子たちの事だけが心配でした。

息子たちは無事でいてくれるだろうか? 

 

玄関の鍵はかけず、すぐ外に逃げられる体勢を取りつつ中へ。

 

こういう時、「誰かいるの?」とか声をかけた方がいいのだろうか?

それとも、気付かれないように入って不意をついた方がいいのか?

いや、そもそも一人で中に入るのは間違いかもしれない。

彼の帰りを待った方がよかったんじゃないか?

でももう入っちゃったし。 

玄関を開けた時点で、ドアにつけた鈴が高らかに鳴っちゃってるし。

 

入ってしまったものはしょうがない。

とりあえず、玄関付近に異常はありませんでした。

トイレと浴室に続くドアを開けて中を窺うも、こちらも異常なし。

首を伸ばしてキッチンの様子を探ってみましたが、こちらも異常なし。

さあ、次は息子たちのいる和室です。

よく刑事ドラマで見るように、襖をガラッと勢いよく開けて、傘を構えました。

 

ホットカーペットの上で丸くなっているシャアと、

「なぁ~  ぶえっくしゅっ  」 と擦り寄ってくるチョビ。

 

よかった。息子たちは無傷でいてくれたようです。 

 

その後寝室も見に行きましたが、異常はありませんでした。

家中のどこにも異常はなし。鍵が開いている場所もありません。

何かを取られた様子も、部屋のものを動かした様子すらありません。

 

ふむ。誰かが入ったってことはなさそうだ。 

 

 

じゃあ、一体誰が電話に出たというのでしょう?

謎解きは、次回に続く・・・。 

 

 



7 コメント

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むふふ・・・ (Sari)
2006-12-03 06:48:50
分かったような気が・・・当たっているといいなぁ~^^
猫ママさん、金箔職人のワンださんに似てきた(笑
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Unknown (mokomama)
2006-12-03 11:18:18
なになに
留守電のテープの声ではないんでしょう。

猫ママさん 恐怖の館によく一人で入っていったわねぇ~
傘で 闘えたかなぁ~?

息子ちゃん達が心配なのよね。
「母は 強し」ですねぇ~

続編 期待しておりまする。
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いやーん (めめ@はるか)
2006-12-03 14:43:26
そんなのめちゃコワいじゃないですか。
わたしはいる勇気ないかもー(><)。
坊ちゃんがたが無事でなによりですニャ。
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またまた・・ (クッキーママ)
2006-12-03 15:01:07
不思議体験ですね~♪
楽しみ楽しみ~!!
いいなあ~不思議な事に巡り会いたいですにゃ~♪
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謎解きは (ワンだ)
2006-12-03 21:39:56
できたんですよね?
 どきどき わくわく

さて猫ママさんがこの後のお話を畳何畳分くらい
に延ばすか、期待しておりますよ~。
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えぇ?? (アンスタ)
2006-12-03 22:08:10
最初、シャア君とチョビ君が受話器上げちゃった?
と思ってたんですが…誰?ダレ?だれ?
だれーーーーーーー???!!!
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コメントありがとうございます! (猫ママ)
2006-12-03 22:40:25
Sari様

ぷぷぷ わかってしまいましたか。
きっと大正解だと思います。
たいした謎ではないので。
ワンだ師匠にはまだまだ遠く及びません。
だって、次が完結編ですもの。


mokomama様

よく電話機に予め用意されてるテープの声でない事だけは確かです。
もしも本当に泥棒さんがいたとしたら、傘なんて何の役にも立たなかったでしょうね、きっと。
私は幽霊さんは超怖いけれど、人間さんはあまり怖くありません。
でも幽霊さんなら息子たちは無事でしょうが、人間さんだと危害を加えられている恐れがありますから。
母は強し!です。


めめ@はるか様

本当に誰かが部屋にいて電話に出ていたのなら、かえって怖くはなかったです。
私は怪奇現象の方にめっぽう弱いたちでして。
彼の帰りを待ってもよかったのですが、息子たちに何かあっては大変ですから、とりあえず入ってみました。


クッキーママ様

前編ではバッチリ不思議体験ですよね。
でも~。
わかってしまえばなんてことない出来事です。
あんまり期待されると困ってしまいます。
さあ、どうしましょ。


ワンだ様

おぉ、師匠!!
謎解きはできましたよ。
たいした謎ではなかったという事です。むふふ。
あまりワクワクしないで下さい。
この後、ですか。
私の力では、何畳分もに延ばすのは無理というもんです。
次回で完結いたしますよ。
今後もワンださんの日記を読んで勉強させていただきます!


アンスタ様

私も最初、シャアが受話器を落としたんだろうと思いました。
でも、姉の話だと「何度も」ですから。
息子たちでは、受話器をはずしてしまう事はあっても、それを戻す事は多分無理です。
次回謎を明かしますよ。
たいした結末ではないですが、一応私としては謎だったので、わかってすっきりしました。
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