2022年11月14日(月)
非正規介護職員よろよろ俳句
ひと眠りひと眠りしてのビールかな
連勤明け、そのままエイチ病院へ。あらら入り口のべンチの上にポツンとガラケー。持ち主が探しに来るだろうがとりあえず手にして住所録。一郎とある名前に電話をかける。多分息子さんであろう。すぐ出た。
おはようございます あたくし通りすがりにこのケータイを拾った者でありますがエイチ病院の戸口におります。ついてはこのケータイはこのままにエイチ病院の受付に預けますゆえにどうぞよろしく。
出た男性にこう告げる。やれやれこのガラケーは父方のものであろう。大きな病院ではないので入るとすぐに受付だった。改築した久しぶりのエイチ病院へは外来の受診に来たのだった。
目的の外反母趾外来は明日だった。院長センセイとたしか言ったような。明日からの説明を受ける。ま、よろしいがな。明日再度来ることを告げことの次第を申し上げ拾ったガラケーを差し出す。
何さ寝ずに来て人さまのケータイを拾いに来たようなものだった。
部屋に戻りささっとビール二缶で横になったらすぐに寝入っていたのだった。寝てないものなあ。
ドラマのようワンシーンのような朝だった。拾得事件はこの間風の強い日にごみステーションで折りたたまれていた一万円札を拾って以来だった。
あなたあの時の一万円はいかがした?
正直者なのでそのまま有効利用してしまってまんねん。見つけたのはわてだもんね。ごみステーションだったもんね。
デスクライトだけの部屋にひらりと蚊が飛んだような。
アースおすだけノーマットをためらうことなくめすの蚊にひとプッシュする。どうだどうだ。プッシュ大統領なんておったなあ。
こんなこともしてられないちょっと間延びしていた孑孑の原稿書かなくちゃ。
月曜なので全国的に図書館は休み。明日休館日のプールへは行けなかった。届いていた外反母趾サポーターを付けてみる。検索してのネット注文だった。
エイチ病院はすごいこの外反母趾。手術なんてことを告げられたらどうすべえ。あれこれ不穏を考える。赤信号だ。
