第3章「草の根から世界を変える」田村梨花(上智大学教授)さんの章の中で、
一反百姓「じねん道」やアグロエコロジスト・斎藤博嗣の市民社会活動
◆小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン(SFFNJ)
◆2018年11月日本、モザンビーク、ブラジルの農民・市民社会による「三カ国民衆会議」
◆2019年3月【第6回家族農業会議】inスペイン・バスク地方ビルバオ市
◆家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)
を、ご寄稿頂きました。
一反百姓「じねん道」やアグロエコロジスト・斎藤博嗣の市民社会活動
◆小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン(SFFNJ)
◆2018年11月日本、モザンビーク、ブラジルの農民・市民社会による「三カ国民衆会議」
◆2019年3月【第6回家族農業会議】inスペイン・バスク地方ビルバオ市
◆家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)
を、ご寄稿頂きました。
ぜひ、ご購入&ご一読下さい!
『ラテンアメリカ 地球規模課題の実践』
新評論 2021年2月発行 3,300円
◆編者:
畑惠子(早稲田大学名誉教授)
浦部浩之(獨協大学国際教養学部教授)
https://www.shinhyoron.co.jp/978-4-7948-1168-4.html
◆紹介
核軍縮、環境保全から人権擁護、市民社会運動の国際連帯まで、「地球規模課題」に挑むラテンアメリカ社会の先駆的実践から考える
ラテンアメリカといえば、政情不安、経済的混乱、暴力・無秩序といったネガティブな側面が想起される。実際にこの地域の諸国が対応を迫られている問題は多岐にわたり、深刻さを増しているものも多い。しかし、同地域が和平、民主主義、貧困削減、人権保護、多様性の尊重、環境保全など、今日「地球規模の課題」と称される諸問題に真摯に向き合い、ときに先駆的な挑戦を試みていることはあまり知られていない。その果敢な取り組みとダイナミズムを知ることは、日本に暮らす私たちが示唆的な何かに気づき、自らのあり方を振り返るきっかけになるのではないか。本書はこのような問題意識にもとづいている。
ラテンアメリカ20か国は国際連合の原加盟国として、第二次大戦後の国際秩序の構築に関わってきた。1960年代には、南北対立の中で南の立場から北の先進国とは異なる開発提言を行ったり、東西対立の激化により核の脅威が現実化した時には、国境をまたぐ世界初の「非核兵器地帯」を創設したりするなど、独自の役割を果たした。地域の大半の国が軍政下にあった70年代~80年代半ばには、国際舞台での目立った活動はなかった。しかし民政移管後の90年代からは、各国政府は市民社会と連携して、寛容さと機会・権利の平等を保障する社会の創生を模索し、グローバルな視座をもった取り組みを進めている。
本書では、核軍縮、環境保全、市民社会運動の国際連帯、南南協力・南南外交、先住民や性的少数者の権利擁護、貧困削減、教育の普及、移行期正義・紛争解決、麻薬犯罪被害者家族との連帯、宗教の社会活動、そして民主主義と市場経済の複雑な関係を取り上げている。地域的な実践の事例ではあるが、すべてが21世紀の地球社会に関わるテーマである。(はた・けいこ)
◆著者
・序章
地球規模課題とラテンアメリカ
畑惠子・浦部浩之
・第1章
非核兵器地帯の創設と世界の軍縮への貢献
浦部浩之
・第2章
地球環境政治におけるラテンアメリカの役割
世界に発信する21世紀の持続可能な開発
舛方周一郎
・第3章
草の根から世界を変える
ブラジルの社会運動と世界社会フォーラムにみる国際的連帯
田村梨花
・第4章
セクシュアリティの多様性をめぐるラテンアメリカ社会の変容
畑惠子
・第5章
グローバル世界を生きる先住民
権利回復から自己表象へ
新木秀和
・第6章
教育の拡充と平等化を目指す就学支援の取り組み
格差是正と質保証へ向けて
牛田千鶴 著
・第7章
貧困問題への取り組み
条件付き現金給付プログラムの成果と課題
宇佐見耕一
・第8章
貧しい人々のための優先的選択
社会問題に取り組むアルゼンチンのカトリック教会
渡部奈々
・第9章
移行期正義の取り組みとグローバルな課題
過去とどう向き合い、将来を構築していくのか
杉山知子 著
・第10章
対話による和平の模索
数々の和平プロセスを経験するコロンビアの事例から
千代勇一
・第11章
石を動かし、国を動かす
メキシコ麻薬戦争の行方不明者を探す女性たちのたたかい
山本昭代
・第12章
域内協力を軸とするラテンアメリカの南南協力と南南外交
子安昭子 著
・第13章
民主主義と資本主義との複雑な関係
ラテンアメリカの経験に学ぶ
出岡直也
核軍縮、環境保全から人権擁護、市民社会運動の国際連帯まで、「地球規模課題」に挑むラテンアメリカ社会の先駆的実践から考える
ラテンアメリカといえば、政情不安、経済的混乱、暴力・無秩序といったネガティブな側面が想起される。実際にこの地域の諸国が対応を迫られている問題は多岐にわたり、深刻さを増しているものも多い。しかし、同地域が和平、民主主義、貧困削減、人権保護、多様性の尊重、環境保全など、今日「地球規模の課題」と称される諸問題に真摯に向き合い、ときに先駆的な挑戦を試みていることはあまり知られていない。その果敢な取り組みとダイナミズムを知ることは、日本に暮らす私たちが示唆的な何かに気づき、自らのあり方を振り返るきっかけになるのではないか。本書はこのような問題意識にもとづいている。
ラテンアメリカ20か国は国際連合の原加盟国として、第二次大戦後の国際秩序の構築に関わってきた。1960年代には、南北対立の中で南の立場から北の先進国とは異なる開発提言を行ったり、東西対立の激化により核の脅威が現実化した時には、国境をまたぐ世界初の「非核兵器地帯」を創設したりするなど、独自の役割を果たした。地域の大半の国が軍政下にあった70年代~80年代半ばには、国際舞台での目立った活動はなかった。しかし民政移管後の90年代からは、各国政府は市民社会と連携して、寛容さと機会・権利の平等を保障する社会の創生を模索し、グローバルな視座をもった取り組みを進めている。
本書では、核軍縮、環境保全、市民社会運動の国際連帯、南南協力・南南外交、先住民や性的少数者の権利擁護、貧困削減、教育の普及、移行期正義・紛争解決、麻薬犯罪被害者家族との連帯、宗教の社会活動、そして民主主義と市場経済の複雑な関係を取り上げている。地域的な実践の事例ではあるが、すべてが21世紀の地球社会に関わるテーマである。(はた・けいこ)
◆著者
・序章
地球規模課題とラテンアメリカ
畑惠子・浦部浩之
・第1章
非核兵器地帯の創設と世界の軍縮への貢献
浦部浩之
・第2章
地球環境政治におけるラテンアメリカの役割
世界に発信する21世紀の持続可能な開発
舛方周一郎
・第3章
草の根から世界を変える
ブラジルの社会運動と世界社会フォーラムにみる国際的連帯
田村梨花
・第4章
セクシュアリティの多様性をめぐるラテンアメリカ社会の変容
畑惠子
・第5章
グローバル世界を生きる先住民
権利回復から自己表象へ
新木秀和
・第6章
教育の拡充と平等化を目指す就学支援の取り組み
格差是正と質保証へ向けて
牛田千鶴 著
・第7章
貧困問題への取り組み
条件付き現金給付プログラムの成果と課題
宇佐見耕一
・第8章
貧しい人々のための優先的選択
社会問題に取り組むアルゼンチンのカトリック教会
渡部奈々
・第9章
移行期正義の取り組みとグローバルな課題
過去とどう向き合い、将来を構築していくのか
杉山知子 著
・第10章
対話による和平の模索
数々の和平プロセスを経験するコロンビアの事例から
千代勇一
・第11章
石を動かし、国を動かす
メキシコ麻薬戦争の行方不明者を探す女性たちのたたかい
山本昭代
・第12章
域内協力を軸とするラテンアメリカの南南協力と南南外交
子安昭子 著
・第13章
民主主義と資本主義との複雑な関係
ラテンアメリカの経験に学ぶ
出岡直也
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※田村梨花教授には、
上智大学で開催され、斎藤博嗣が登壇した
◆2014年6月『国際家族農業年と人びとの食料主権』
国連食糧農業機関(FAO)のパラダイム転換を学ぶ
主催:上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)
◆2015年12月国際シンポジウム
『食と農を支配するのは誰か?』
グローバル化時代における社会運動、民主主義、人権への新たな課題
主催:上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)、 国際基督教大学社会科学研究所(ICU)上智国際シンポジウム
▼国際シンポジウム講演録
https://dept.sophia.ac.jp/is/igc/pdf/35th_kokusaisimpo.pdf
でも、貴重な機会を頂きました。
上智大学で開催され、斎藤博嗣が登壇した
◆2014年6月『国際家族農業年と人びとの食料主権』
国連食糧農業機関(FAO)のパラダイム転換を学ぶ
主催:上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)
◆2015年12月国際シンポジウム
『食と農を支配するのは誰か?』
グローバル化時代における社会運動、民主主義、人権への新たな課題
主催:上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)、 国際基督教大学社会科学研究所(ICU)上智国際シンポジウム
▼国際シンポジウム講演録
https://dept.sophia.ac.jp/is/igc/pdf/35th_kokusaisimpo.pdf
でも、貴重な機会を頂きました。