一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

じねん道・博嗣がコーディネーター&講師2018.5~11月PARC自由学校『食卓から世界を変える―今そこにある危機とオルタナティブ』<6/26>種子:一粒から広がる無限の可能性と「地球市民皆農」

2018年05月08日 | 一反百姓「じねん道」斎藤ひろつぐ&ゆうこ

斎藤博嗣(Jinendo、SFFNJ呼びかけ人)が、
PARC自由学校2018(主催:PARC=アジア太平洋資料センター)の
アグロエコロジーと小規模・家族農業に関する連続講座で、
コーディネーター(毎回出席)と
講師(<6/26>種子:一粒から広がる無限の可能性と「地球市民皆農」)

をします。 


ぜひ、お申込みください!

PARC自由学校2018
http://www.parcfs.org/

●世界の学校
世界各地の人びとの文化や営みに触れると、視野が広がります。
新しい思想や挑戦に出会うと、勇気が湧いてきます。
そうして「もうひとつの世界」を知ることで、
今までとは違う価値観が芽生えてくることでしょう。
国境を越えた学びの世界へようこそ!

06.食卓から世界を変える
―今そこにある危機とオルタナティブ

https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=75

●ファシリテーター・講師:
八木亜紀子/印鑰智哉/斎藤博嗣/大野和興/村上真平/関根佳恵/Judith Hitchman/Daniel Tygel/Shi Yan/石井恒司/伊藤文美/ソーヤー海

おいしくて安全なものを食べると幸せな気持ちになれます。でも、それが誰かの犠牲の上にできていることを知ればどうでしょう。残念ながら私たちの食のシステムは〈いま〉を生きる誰かの犠牲だけでなく将来世代が同じものを食べられないシステムへと大幅に作り替えられています。

あなたにとって大切な一品は何ですか? その一品は20年後、50年後、100年後に食べられるのでしょうか?年々変わりゆく農業の社会風景に対して、世界では「アグロエコロジー」、「小規模・家族農家」などを標語に多くの農家と消費者が持続可能な農と食を取り戻し、維持するための取り組みをしています。先祖から脈々とつながる農の文化の守り手たち、新たな農文化を創り出す若手活動家、一粒の種子に未来をかける人びとと語り、あなたも未来に食卓を残す「フードセーバー」を目指しませんか?

●2018年5月-11月 
●隔週火曜 19:00-21:00
●全11回/定員30名  
●受講料:35,000円

 

<6/26>種子:一粒から広がる無限の可能性と「地球市民皆農」
    斎藤博嗣(一反百姓「じねん道」/ SFFNJ 呼びかけ人)

「タネ」は、食と農、農と環境、空と大地、自然と人、過去と未来をつなぐ。
ほんの一握りの人びとが独占しようとする「種子」の問題は、
農と食にとどまらず、病める世界経済の表れで、
それは、最も貧しい人々にさらなる犠牲を強いる。
私たちは、ただ一つの土地「地球」を共有しているのだ。
そこには小規模・家族農業の世界があり、あらゆる色彩のタネがあふれている。
支配から独立して「よく生きる」地球市民のあり方とは…?
一粒一粒の種蒔きと種採りからはじめる暮らし。
小さな田畑で、自らの手足で自給し、周りの自然と調和(自足)する、
「一反百姓」の実践を通し、
四季の巡りの中に身体を通じて感じることを、
百姓みずからの言葉でお話しします。

◎編著、福岡正信著『百姓夜話 自然農法の道』春秋社2017
◎参考文献:
『食と農を支配するのは誰か? 
-グローバル化時代における社会運動、民主主義、人権への新たな課題』上智大学IGC、国際基督教大学SSRI [共編]
上智大学IGCのHPよりダウンロード可。
http://dept.sophia.ac.jp/is/igc/pdf/35th_kokusaisimpo.pdf

◎参考ウェブサイト:一反百姓「じねん道」 の暮らしと仕事『農的ワークライフバランス日記』
http://blog.goo.ne.jp/hootenfarmer


<PARC自由学校2018>
■━━━━━━━━━━━━■
(連続講座)
食卓から世界を変える
─今そこにある危機とオルタナティブ

申込・詳細はこちらから 
http://bit.ly/fs2018-06 

■━━━━━━━━━━━━■


<5/29>
<オリエンテーション>わたしとみんなの食べ物語
八木亜紀子(開発教育協会 職員/PARC 理事)
食や農のこと、どんなことが気になっている? 受講生のみんなに聞いてみたいことや話しあってみたいことは?
受講生同士で話しあいながら、お互いのことを知り、興味や関心を共有します。

<6/12>
「アグロエコロジー」とは何か?
印鑰智哉(日本の種子を守る会 事務局アドバイザー)
アグロエコロジーが学問、実践、社会運動として世界の食と農を変えている。単に農業運動に留まらず、その影響範囲は社会全体に、さらに世界全体に広がりつつある。その背景と意義について考える。

<6/26>
種子:一粒から広がる無限の可能性と「地球市民皆農」
斎藤博嗣(一反百姓「じねん道」/ SFFNJ 呼びかけ人)
「タネ」は、食と農、農と環境、空と大地、自然と人、過去と未来をつなぐ。ほんの一握りの人びとが独占しようとする「種子」の問題は、農と食にとどまらず、病める世界経済の表れで、それは、最も貧しい人々にさらなる犠牲を強いる。私たちは、ただ一つの土地「地球」を共有しているのだ。そこには小規模・家族農業の世界があり、あらゆる色彩のタネがあふれている。支配から独立して「よく生きる」地球市民のあり方とは…?
一粒一粒の種蒔きと種採りからはじめる暮らし。小さな田畑で、自らの手足で自給し、周りの自然と調和(自足)する、「一反百姓」の実践を通し、四季の巡りの中に身体を通じて感じることを、百姓みずからの言葉でお話しします。

<7/10>
日本の 小規模・家族農家の実情
大野和興(農業ジャーナリスト)
日本で長らく本来の農をつないできた小規模・家族農家の実情と消費・流通の課題を考えましょう。

<7/22(日)>
農と教育と実践と:愛農会〈愛農学園・大学講座〉を訪問
村上真平(愛農会 代表)
日本の中で持続可能な農の教育現場を維持するとともに世界の農民運動ともつながる愛農会の現場を訪問し、お話を伺います。

<7/31>
「家族農家の10年」がもたらす農の新たな革命
関根佳恵(愛知学院大学 准教授/ SFFNJ 呼びかけ人代表)
国連が「家族農家の10年」を設置したことの意味と、FAOや世界食料保障委員会などの国際機関が目指す革新的方向性について、現地からお話しします。

<10/2(予定)>
世界の食の運動─それは経済・社会そのものを変革する運動
Judith Hitchman(URGENCI /交渉中)
食の運動とは消費者だけでできる運動ではなく、農家だけでできる運動でもない。それぞれの権利と尊厳を守る活動であるとともに、地域・国家・そして世界の経済そのものを見直さなければならない運動へと展開していく。そのグローバルなダイナミズムを紹介します。

<10/16(予定)>
Daniel Tygel(ペドラブランカ自然保護区支援連合 事務局長)
ブラジル・サンパウロ州の小さな町で水源林が脅かされようとしたときに地域の労働組合、環境団体、人権団体、消費者団体、生産者組合、そして全国的に活動する環境・人権NGOが集まったとき、そこから生まれた抵抗運動はアグロエコロジーに基づく生産と消費のネットワーク、そして流域下流の都市と水源林付近の農村のネットワークを作る運動だった。各種民衆運動がアグロエコロジーをキーワードに合流し、運動を展開する様をご紹介いただく。

<10/30(予定)>
中国:小規模農家と消費者の連帯が地域に食の安全を取り戻す
Shi Yan(Shared Harvest /交渉中)
中国で失われてしまった食への信頼を取り戻すために小規模の提携ネットワークが次々と作られていく。それは食の安全だけでなく地域の食料主権を取り戻す運動にほかならない。

<11/10-11 1泊2日合宿>
自分の手で作る食糧システム─自給農園ミルパを訪れる
石井恒司・伊藤文美(自給農園ミルパ)
何よりも自分の手を動かしてみよう。食べ物を育てることから考えるこれからの食糧システム。

<11/27>
手に「食」持寄り交流会─自分が未来に残したい一食を持ち寄ろう
ファシリテーター:ソーヤー海(共生革命家)
一人一品手作りで持ち寄ろう。そしてその一品に込めた物語を共有し、そこから新たな食の運動をみんなで作っていきましょう。

--------------------------------------------------
●この他計15講座の情報はこちらから
http://www.parcfs.org/

●PARC自由学校とは
PARC自由学校は、世界と社会を知り、新たな価値観や活動を生み出すオルタナティブな学びの場です。1982年に開講して以降、アジア、アフリカ、中南米など世界の人びとの暮らしや社会運動を知るクラス、世界経済の実態や開発を考えるクラス、環境や暮らしのあり方を考えるクラスなど、毎年約20講座を開講しています。

私たちが生きている世界のこと、そしてその世界とつながっている日本社会のことを知りたい。より豊かな暮らし方や生き方のヒントが欲しい。自分らしさを表現するための技術を身につけたい。そんな人たちが出会い、学びあうのが自由学校です。


 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
一反百姓「じねん道」【タネ・農産物・本・DVD・CD販売ブログ】 『みんな一粒百姓にな~れ!』

「じねん道の自家採種タネ」お取り扱店はコチラ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
 
 
 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。