一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

知的障害者の方々と野草茶作り

2006年12月29日 | 一反百姓「じねん道」斎藤ひろつぐ&ゆうこ
地域とのふれあいを大事にして障害者の自立を支援している
「NPO法人おおぞら」さん
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ohzora/
の知的障害者の方々と野草茶作りを一緒に始めました。

野草茶は、大まかに言って
①野草を摘む
②天日で乾かす(日干し・陰干し)
③乾いた葉っぱを切る
④煎る(長持ちさせるため)
の工程があるのですが、
一緒に③の「切る」作業を焚き火をしながら
ハサミでチョキチョキしました。
また、障害福祉サービス「モア」
・自立訓練(生活自立)と就労移行支援にも
お伺いし、こちらでも一緒にハサミでチョキチョキ。。
牛乳パックをリサイクルした、紙すきも
一緒に体験させて頂きました。
今度は畑で「麦踏み」も一緒にやる予定です。

ホームレスやニートへの「対策」(矛盾!)、
「自立」というとすぐ「パソコン教育」(矛盾!)
ますます・・・。
「農」の多面的な可能性として、
ワークシェアリング(労働の分かち合い)は、
「単純」な作業の中に「繊細」さを持ち合わせ、
「教える」のではなく「教わる」、
「伝える」のではなく「伝わる」、
互いの「5感」を刺激しながら感じあう。
「労働」を超えた価値がそこにはあると思っています。

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