長野県の国立中学から大阪の国立中学に転校した菅広文は、授業の進行具合の違いなどに戸惑いながらも無事に付属高校に進学する。
宇治原史規も難関を突破して入学。
後に「ロザン」というコンビを組む二人だが、宇治原は人見知りな性格が災いして学校に馴染めず、菅は宇治原と「増田君」の見分けがつかない有様。
同じバスケ部に所属していた二人は、夏休みの合宿で宇治原から話し掛けたのをキッカケに仲良くなる。
高校三年生の時、進路を決める時期に菅は宇治原に
「芸人になろう」
と誘う。
断られると思いきや、宇治原はあっさりと承諾。
菅は
「芸人になった時に役立つから」
という理由で宇治原に京都大学進学を勧め、自身は大阪府立大学を志望校に定める。
・初めに赤本を解く
・英単語帳は不要
・暗記は「書く、声に出す、歩き回る」
・数字は問題と解き方を暗記
などの勉強法で宇治原は着々と学力を伸ばし、
「センター試験の最中に倒れる」
というハプニングに見舞われながらも無事に京都大学に現役合格を果たす。
一方、菅は不合格。
「芸人はもう駄目だ」
と落胆した菅だったが・・・。