SS：arizona 雑記

結局、2011年になってもSS書く気だったのか？


関西空港で撮影したノースウエスト機・B747です

新年初SSで、ネタ元になったのは……少女マンガの一シーンです（笑）
くらもちふさこ（超月刊『朝比奈みくる』にイラスト描いたから、『ハルヒ』と全く関係無くは無いが）の昔の作品『Kiss+πr²』で、主人公の雑賀喜由が年上の（ヒロイン）星野葵に「（主人公が以前、想いを抱いてた）冬子がアメリカ留学してしまう」と告げられ、一緒に空港行きのバス乗り場に向かい、そこで冬子の姿を見つけた喜由が本能的に追いかけてしまう。　そんな感じの場面があって、そこからネタを膨らませたのですが――
原型留めてねぇ（笑）
大体『葵と冬子』の関係が『ハルヒとササッキー』に当てはまる訳が無い。　辛うじて原型を留めてるのは喫茶店で「留学の事は内緒」って言った部分だけ、かな？

始めは『キョンサイド』で書く予定でしたが、『ハルヒと佐々木の喫茶店でのシーン』が書きたかったのでボツ。　個人的にSSの途中で視点が変わる作品は書けなかったのですわ。　読み手以前に書き手が混乱する可能性が……
あと、回想シーンを織り交ぜて書くってのは個人的に初めてだったと思う。　全て時系列で書いても面白くないと思ったし、ハルヒのキョンへの『想い』を強調させるには、こんな手法の方が良いかな？　と思った次第なんですわ。
で、前半はハルヒとササッキーの邂逅シーン。　中盤は転回。　後半は告白シーンってなったのですが、どうしても出て来たかったみたいですね、朝倉さん（笑）　まぁ、キョンを呼び出してハルヒと二人っきりで対面させて事態の進展を望んだのは『急進派』の面目躍如でしょうか？　
朝倉さんがハルヒに語りかける台詞は『憂鬱』でキョンにした質問と一緒です。　そして最後に「涼宮さんとお幸せに」ってのも……ハルキョンの行方を暗示してたんでしょうね、あの頃から。

ハルヒの『告白シーン』は、『普段は強く見えるハルヒでも肝心な時には弱くなってしまう（『ライブ・ア・ライブ』の印象が強い）』そんなイメージがあるので台詞をトチらせてみたのですが、キョンが「ケンシロウか？」と突っ込んだのは、シリアス一辺倒にしたくない作者の捻くれ具合が知れますね。


プロット作成含めて夜勤での二日間・実質約四時間で仕上げました。
書き始めると筆がノッて、あっさり仕上がりました。


タイトルは、B'Z稲葉ソロ・ファーストアルバムの曲から取りました。　よってタイトルが全て小文字なんです。
佐々木さんの留学先は何処でも良かったのですが、タイトルが浮かんだ時点で自動的に決定した次第です。





ササッキーがハルヒを「偶然」見かけたにしたら不自然な立地ですかね？　路地を入った所ですし。
まぁ、そこまで細かく設定したらSSが成立しないやん（笑）


（ハルヒスレ投下・2010年1月22日～1月23日）
　　　＜arizona：雑記＞　～END～