我田引水

国会議員レベルになると、選挙にカネが掛かりすぎるので当選するなら

・余程の金持ち
・知名度が高い人（タレントが望ましい？）
・地盤の強固な世襲議員や族議員

でないと供託金没収が怖くて選挙に出馬なんて出来ませんよね？

んで、当選しても国家全体の事よりも党の戦略やら選挙対策やら地元対策ばかりで国家全体の事を見てる人って少ないと思う。
いっそ党なんて無くせば党議に関係なく自身の意見を通せると思うし、選挙対策は支援者対策だろうから半ば仕方ないとして、地元対策（地元に利益誘導）って本来は県議の仕事じゃね？
石原元都知事みたく（都知事時代に発言した）「首都移転は（東京の利益に反するから）反対！」って言うなら地元の事を考えてるって事で一定の理解は出来るのですが、某・労組出身の議員の「（出身の）産業が発展出来ないから政策に反対」とか、地方出身議員の「おらが街にも新幹線や高速道路を！」とか、某・政党の「（代替案も出さずに）日の丸・君が代は反対！」って、あまりに狭い視野じゃね？　と思うのですが如何でしょう。
（しかし石原氏の発言の所為か、昨今は首都移転の議論すら無いような……インフラや防災機能含め、現在の首都圏の脆弱さから考えたら首都機能移転した方が良いと思うのは俺だけか？）


無駄な箱モノ造るより防災にコスト掛けるとか、新幹線や高速道路造るより既存の在来線や国道の改良に回すとか、『建主改従』より『改主建従』であった方が良いと思うのですが。
部品検査のHさんが「原発近くの自治体は補助金を原発事故対策に使えば良かったのに」と言ってましたが、まさに正論。
無駄な箱モノばかり作って、起こりうる原発事故に対してロクな対策を取らなかったのは（結果論と聞こえるでしょうが）自治体、ひいては国の責任ではないでしょうか。
あと、下手な国会議員より地方の一市長の方が国家の事を考えてるって、どう見ても本末転倒だと思うのだが――



……賄賂の横行してた時代の選挙の方が票の行方が見込める分、票の読めない今の選挙より結果としてカネの掛からない選挙だったってマジか？（皮肉）