六四天安門事件から30年

――あれから30年。　今じゃすっかり『大国』のナリをしてますが……
（そのクセ都合が悪くなると『途上国』を自称してますが）


『六四天安門事件』
あれから30年も経過したんですね。

個人的にゃ事件自体も、中国共産党も、全て悪い事と否定はしません。
それは何故か？　別に内政干渉になるから。　なんて理由ではありません。
今現在、中国が一つの国家として纏まってるのは中国共産党の所為だと言えます。
（中華民国『台湾』の件や、チベット・ウイグル問題があるのは、此処では語りません）
万が一、民主化してしまうと中国が分裂して混乱が拡大してしまう。　それを防ぐ為に軍隊を出動させ暴動を鎮圧したのは、国家の体裁とすれば仕方ないでしょうね。
旧・日本軍が日中戦争を開始した理由の一つに
『（形の上では国民党が統一してたのだが）軍閥がはびこる中国大陸の統一政府を作る』
なんて目的があったなんて言われる程らしいですしね。　しかも最近まで人民解放軍の各軍区のチカラが大きく、軍区毎に国家分裂する危機があった位ですし。
おまけに既得権益を守る為とあるなら、手を血で汚す位当然なんでしょ？　彼らにとって。
尤も、ある程度の強権政治は仕方ない所はあるとも思います。
上に書いた通り、国家分裂し治安悪化させる位なら、ある程度の自由を抑圧し国家としての成長を優先させる……
イラクのフセイン・リビアのカダフィ、彼らが居た頃の国と今のイラク・リビアの治安情勢、それを比較すれば今の中国の繁栄はベターな答えとも言えるでしょう。
まぁ、欧米の『古来からの中国重視（清朝末期の混乱期以外）』は、個人的には理解の範疇を超えてますが（苦笑）
（特にドイツは歴史的に中国への肩入れ度は強く感じます。　例として日露戦争前の三国干渉・日中戦争前半の国民党支援など）

所で、事件を世界が糾弾し続ければ共産党は弱体化し、中国は分裂し、今の様な米中対立も無かったでしょう。
おまけに東アジアの情勢も、今より安定したモノとなってたでしょう。
（南シナ海情勢や尖閣諸島問題、さらには北朝鮮への中国の肩入れも無くなり、日本としても懸案が減ったと個人的に予想します）
しかし、欧米をはじめとした世界各国の制裁や糾弾を解除させた国があります。　
他でも無い、日本です（怒）
当時の宇野総理（たった69日の首相在位で、こんな糞な事しやがって）や三塚外相が
「中国の孤立は、させない、」
と言い、更に後任の海部総理が円借款を僅か一年で再開、トドメに宮沢総理が天皇・皇后両陛下の中国御訪問を実現させ
「日本が言うなら」
とばかりに世界に制裁緩和へと導いた。　これで中国が大人しくなり、単純に経済成長してくれる分には問題無かったが
恩を仇で返す人物が居た
「手助けは恥を掻かせたも同義」
とばかりに反日教育を浸透させ、中国国内の不満を日本に向けた人物。　それが
江沢民のクソ野郎だ！！（激怒）
……その江沢民自身は、酔っぱらうと日本の『炭坑節』を歌うらしいが（嘲笑）
※但し、ソースはWikipedia
コイツが居ようが居まいが、共産党ある限り『反日』はあっただろうし、現在に至る諸問題は発生しただろうから
民主化が成功すれば良かったのに
ホント、日本政府（って言うより害務省）ってクソだわ（呆）









――思えば、この頃から
『中国の某・半島化』
が始まった気がしてならない。
以前は世界を相手にしたパクリ問題なんて聞かなかったし、恩を仇で返すって事も無かった気がする。
尤も、清朝は漢民族ではなく女真族（旧・満州の出身部族。　よって『ラストエンペラー』の溥儀が満州国皇帝に担ぎ出されたのも関係無い訳では無い）による支配だったし、今の半島人のルーツも女真族って言うから……