9月29日、相模川の望地河原に
彼岸花の写真を撮りに行きました。
小野さんの田んぼが荒れ地になっていました。
彼岸花も草に覆われていました。
そこは写真には撮りませんでした。
どうしたのだろうか、
元気なら田んぼをやっているはずなのに、
と思いました。
帰宅してから、イヤな予感がして、
パソコンで検索しました。
______
以下、タウンニュースより転載
望地の自然伝える一冊 小野慎一さんが制作
社会
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望地ならではの自然の豊かさを表す、ホタルが飛び交う様子を収めた一枚
田名出身の小野慎一さんが30年以上にわたって撮影した、望地地区の自然写真をまとめた本「相模川河原 望地の田んぼ」が昨年5月、西屋書房から出版された。小野さんは出版直後に死去。制作には姉の森田愛子さんも携わった。
小野さんは社会科の教員として市内の高校に勤務。休日の度に田んぼの風景や昆虫、野鳥の写真を撮影していた。望地の自然に魅了された小野さんは「田名・望地の田んぼとゲンジボタルを守る会」を結成し、環境保護に努めた。
森田さんは「弟が愛した望地の自然の豊かさを、この本を通じて伝えていきたい」と話している。本は1000円(税別)で、中村書店で購入可能。
_________
以上転載
さっそく、中村書店に行くと在庫がありました。
あとがきによると、出版直後に死去、ではなく、
本は、1周忌に間に合ったということでした。
彼岸花を移植したのも、小野さんでした。
用水路のゲンジ蛍を守るために、
共に、みんなで蒸し暑い夜を過ごした
整備された用水路の6月を思い出します。
ここまで書いていると、
秋の風が金木犀の香りを運んできますが、
蒸し暑くなってきました。
小野さんが、すでに2年前に亡くなっていたのかと思うと、
残念でなりません。
話し合いたいことなど、色々あったように思いますが、
2年も過ぎていたのかと、悔やむばかりです。
小野さんは、50才で高校教師をやめて、田んぼを初めて10年、
60才で、2018年5月26日病死。
人間は、生まれて生きて、
長く生きれば老いて病気になり、死ぬのが定めです。
生老病死、それが自分より若くて早く行ってしまうと、
結局は、じぶんの寂しさのために、悔やむのだと思います。
とりわけ、秋の寂しさと彼岸花の赤い色が
鬼気迫る2020年の秋です。
小野さんも彼岸花が好きだったから、
じぶんの田んぼの周りに移植したのだと思います。
来年はどうなっているのか、
まだ生きて、私が確かめようと思っていますが、
次は誰の番でしょうか。
彼岸花の写真を撮りに行きました。
小野さんの田んぼが荒れ地になっていました。
彼岸花も草に覆われていました。
そこは写真には撮りませんでした。
どうしたのだろうか、
元気なら田んぼをやっているはずなのに、
と思いました。
帰宅してから、イヤな予感がして、
パソコンで検索しました。
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以下、タウンニュースより転載
望地の自然伝える一冊 小野慎一さんが制作
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望地ならではの自然の豊かさを表す、ホタルが飛び交う様子を収めた一枚
田名出身の小野慎一さんが30年以上にわたって撮影した、望地地区の自然写真をまとめた本「相模川河原 望地の田んぼ」が昨年5月、西屋書房から出版された。小野さんは出版直後に死去。制作には姉の森田愛子さんも携わった。
小野さんは社会科の教員として市内の高校に勤務。休日の度に田んぼの風景や昆虫、野鳥の写真を撮影していた。望地の自然に魅了された小野さんは「田名・望地の田んぼとゲンジボタルを守る会」を結成し、環境保護に努めた。
森田さんは「弟が愛した望地の自然の豊かさを、この本を通じて伝えていきたい」と話している。本は1000円(税別)で、中村書店で購入可能。
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以上転載
さっそく、中村書店に行くと在庫がありました。
あとがきによると、出版直後に死去、ではなく、
本は、1周忌に間に合ったということでした。
彼岸花を移植したのも、小野さんでした。
用水路のゲンジ蛍を守るために、
共に、みんなで蒸し暑い夜を過ごした
整備された用水路の6月を思い出します。
ここまで書いていると、
秋の風が金木犀の香りを運んできますが、
蒸し暑くなってきました。
小野さんが、すでに2年前に亡くなっていたのかと思うと、
残念でなりません。
話し合いたいことなど、色々あったように思いますが、
2年も過ぎていたのかと、悔やむばかりです。
小野さんは、50才で高校教師をやめて、田んぼを初めて10年、
60才で、2018年5月26日病死。
人間は、生まれて生きて、
長く生きれば老いて病気になり、死ぬのが定めです。
生老病死、それが自分より若くて早く行ってしまうと、
結局は、じぶんの寂しさのために、悔やむのだと思います。
とりわけ、秋の寂しさと彼岸花の赤い色が
鬼気迫る2020年の秋です。
小野さんも彼岸花が好きだったから、
じぶんの田んぼの周りに移植したのだと思います。
来年はどうなっているのか、
まだ生きて、私が確かめようと思っていますが、
次は誰の番でしょうか。