90年バブル期のある時、社長室に呼ばれて、有機溶剤作業主任者講習会に行くように言われた。
会場では、午前中に2人の講師の話を聞いた。
1人は元監督官、もう1人は産業大学教授。
午後は試験だった。
しばらくして会社に、〇〇証が届いた。
私は会社で有機溶剤作業主任者になった。仕事が増えた。
その後、勤務先に労働基準監督官が来たことがある。
社長室に呼ばれて、何かと思えば監督官と紹介された。
労働安全衛生について、有機溶剤には発がん性があったり、面倒臭い。
帰った後で社長が言った。
「何でウチが標的か?」
「印刷組合の要職だからではないですか?」と答えた。
※会社にあったのは
1,1,1-トリクロロエタン
イソプロピルアルコール
シンナー
トルエン
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