放浪記

有給休暇/労働基準法/強行法規



90年バブル期、残業100時間の世界で働いた。当時、「過労死ライン」のワードはなかった。
倹約して、それなりに貯蓄は増えた。
1日も有給休暇を取らず働いた。

バブル崩壊※で受注量は落ちた。
社長はリストラを考える。
営業部長が辞めた。私も辞めた。
有給休暇は退職時に消化した。

★労基法で有給休暇は権利である。
入社6ヶ月後に10日付与される。
その後1年おきに11日、12日… と付与日数が増えていき、20日が上限。
会社規模・業種に関係なく、条件を満たす労働者は全員に付与される。

※バブル崩壊とは、1991年から1993年頃にかけて起きた株価や地価の急落のこと。

〇労働基準法に違反すると、内容により最長10年の懲役または最大300万円以下の罰金が科される。
労働基準法違反は経営者や会社の代表者だけでなく、管理職や上司の立場にある人も該当することがある。
通報や申告により労働基準監督署が調査をおこない、その結果により行政指導や、悪質な場合は刑事事件への移行などの対応がとられる。
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