90年バブル期は終わった。
就職氷河期の到来。資本主義社会には、景気に波がある。
製版部門には、かなりの外注費があった。内製化しようという会社方針になった。面接には何度も立ち会った。
採用は社長の専権事項。
2人雇ったが、いい数字が出ない。
一人は勤務時間中にパチンコに行く。
一人は17時の定時でさっと帰りたい。
「この会社は倒産するだろう」
そう思った。
2008年のリーマンショックの年に倒産した。
企業寿命約50年だった。
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天才は天才。
スティーブ・ジョブズ氏の話。
1時間の面接でわかることはたかが知れている。
だから、最終的には直感が大事なんだ。
正しい人材を見つけることを非常に重要視していたからこそ、5000人以上もの採用に関わってきたと公言するジョブス。
「普通の人材と超優秀な人材では、仕事で達成できることに50~100倍もの差があることに気づいた」と、かつて語っていたらしい。
逆もまた真なりで、間違った人材を採用すれば文字通り会社を潰すことになりかねない。
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