Every day life and Confession

日々の生活と、趣味☆

「空を見上げたブルー」

2007-04-14 20:31:53 | Weblog
やっとこさ、関門海峡越えて~福岡に到着
筑紫哲也さんの、帯のコメント「・・・・こんな絵本描きっこないと思われる河村隆一が・・・・」って、・・ファンの私たちには、予想できるんだけれど・・・
パブリックイメージは、まだ、健在!!ってところでしょうか(笑)

鉛筆で、描いた絵の世界に、色が見えたら・・っていう解説もあるけれど・・

空の色・・草の色・・お月様、花、蜂・・・色が見えそうで・・いろんな色に見えたりして・・たとえば草は、青々した緑というより・・ちょっと、薄い黄緑が、月の光に反射して・・黄色く見えたり・・

杞憂が、テーマのこの絵本。

子どものころの隆ちゃん、こんな心配してたんだろうね
ピュアーな妖精探しながら・・空見上げて・・宇宙のなかのちっぽけな自分を感じてる、かわいい、男の子の心が見える。

絵も文章もシンプル!!
絵は10年以上習って・・デッサンも少しだけかじったことはあるけれど・・・
才能がなくて、ものにはならない、単なる、おけいこごとだった、私が、えらそうなこといえないんだけれど・・・

線が、暖かで、優しい♪
草だけが、かかれた、一見簡単に書いていそうなページがあるんだけれど・・・
その、線の1本1本に、こめられた、気持ちが、見える。
自然に対する、憧れが・・不安が・・渇望が、その、鉛筆の線にあらわれている。

心が、こもった、そして、流れも、緻密な計算(感性)のもとに、書かれたのが、わかる。
ごまかしのきかない、鉛筆の線一本!!これは、本当に、冒険だし、成功だと、思う。これぞ!!河村隆一!!←隆○○ですから・・・

そして・・朴訥とした男の子とは、反対に・・花や蜂や、つきや、星・・可愛く描かれている・・。

子どもの心、ちょっと変わった子どもで、疎外されてしまいそうな子ども・・変わったと言うことは、個性だと、いうこと。

ついつい・・忘れがちな、この忙しい世界でテンポが、ずれると、おいてきぼりをされてしう・・・
ちょっと、立ち止まって、自分の心を覗いてみる余裕も、必要だと、おもわせてくれる。

月がブルーにくれた星!!希望の星で、あってほしい

そして・・自然が人に与えてくれるものが、大きいから・・
もっと、自然を大切にしなくちゃ・・いけないんでしょうね!!

Tourbillonの杞憂と、テーマは、同じなんですが・・
この絵本は、親子で、自然、子どもそれぞれの個性など・・話し合える・・
そんな本のような、気がします。
コメント (5)
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